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おひっこし。

7月24日、無事スタジオ移転オープンすることができました。
たくさんのお祝いをいただき、とても華やかでいい匂いの中オープンすることができ感謝いたします。

なぜスタジオ引っ越すんですか?

なぜスタジオ引っ越すんですか?とよく聞かれた(る)のですが、
ざっくりふたつの理由があって、

ひとつは、

私の人生がこのまま進むなら、もう少し心がのびのびと穏やかに過ごせる場所で過ごしたい。という願望

ふたつ目は、

舞鶴で過ごす子供や家族、若者たちに、ささやかながらときめきと感動を与えたいという思い


そもそもソラカメラはどうやってはじまったの?

移転する理由を話す前に、ソラカメラが始まったくだりを少しだけおさらい。


ソラカメラを始めた時は、「とにかく今始めないと」の一心で、
これで食べていけるのかどうか、地方の片隅でハウススタジオのようなことがうまくいくのかどうか、悩む間も無くとにかくはじめました。

とにかく直感で、いいと思ったから。とにかく自然でかわいいこどもの写真を撮りたいと思ったから。それだけの理由でした。

うまくいかなかったらバイトしてやっていく、と宣言していたらしい(無記憶)
そんな感じでとりあえず初期投資のかからない実家で始めました。
アンパンマンのぬいぐるみひとつを買うのを躊躇うくらい節約しながらのスタートで、撮影に来ていただいて入ったお金でまた衣装や小物を買う・・
自転車操業のようなスタートでした^^;

DIYで優しい塗料を使って塗装した懐かしい板壁の背景

光やスペースも限られた条件の中にもかかわらず、みんなが可愛くて、楽しい毎日だった初期から、仲間も増え、お客様も増え、だんだん手狭になって来ました。

私の人生がこのまま進むなら

ここでひとつめの理由になるのですが、この仕事が私の人生と共にあるのだろうなと思い始めた頃から、やっぱり理想を描くではないですか、人間って。

私の理想は、ソファで読み物をしていたら風がサワサワと通り抜けて、目線を窓のほうにやると開けた緑の景色が広がっている、
そんな場所で過ごすこと

その場所が別にスタジオでなくてもよかったのですが、ちょうどそんな場所が見つかりました。
直感で決めた場所は、毎年桜の撮影会をしているグランドの横にあり、
風がよく通り、子供たちの声が響き渡る賑やかな場所。
あと、スシローの近く(大事)。

舞鶴で過ごす子供や家族、若者たちに

ふたつ目の理由。
大学は都会へ出ることがスタンダートで舞鶴に戻ってくるつもりも予定もまるでなかった学生時代。

大学にて・結局舞鶴と同じにおいのする彦根で世界のいろんな地域の文化に触れました

結局大学で同じような地方加減の彦根に住み、他には大阪、京都、ソウル、ちょっと東京・・いろんな場所に住んでみた結果、あり得ない選択肢だった帰郷。
それで今どう思っているかというと、なんか、もうどこでもいい笑
出かけたい時に出かけられればいいし、住むところは程よく便利なところならどこでもいい・・できるだけ無理なく過ごしたい・・

こんな感じで割と舞鶴の生活は悪くないと思っているけれど、やっぱり日常にときめくものや、アートに触れる機会が少ないのが残念なところ。
ふらっと美術館やコンサート、ギャラリーや個展やおしゃれなカフェ・・

そんな施設の代替にはならないかもしれないけれど、
私の感覚で、ときめく可愛い施設を作って、舞鶴でもちょっとしたときめきを感じてもらえれば・・!

そうしてこんなスタジオを作りました。

こどもたちの幼い記憶の中に残ってほしいから、自分の幼い記憶を絞り出しました。
吸い込まれるようにワクワクしたりドキドキして読んだ絵本の世界。
たくさん動いて触ってあそんで体験した幼稚園。

「絵本」「ふれあう」

この二つがスタジオのモチーフになっています。


私もどうやら自然豊かな場所で人生を謳歌するようだ


  • シンプルなアイボリーのスペースは、週替わりの季節のお花とふれあうことができ、かぞくやきょうだいとのふれあいを、シンプルだからこそ印象的に撮影ができます。


  • 反対側のそら豆の空間は、そら豆に座ったり、台に登ったり跳ねたり楽しいスペース。


  • スタッフに聞いた「作りたいスタジオ」アンケートで堂々一位だった
    「魔女宅の家」
    緑や植物でいっぱいのお部屋。これを実現するのに、AZ antiqueさんの力を貸していただきました。隣がシンプルな分、ときめきが大きい空間のようです。グリーンの世界、とっても可愛い。西陽が入るので午後からの撮影がとっても素敵です・・

本物にこだわった装飾たち。物語の中にいるようです👗


  • ニューボーンとベビー専用ルームは、プライベートで集めたとっておきの家具や小物を💏


外観や共有スペースは、いつか見た神戸の・・


昔小さい頃に神戸の街で見た、洗練されたグレーの外壁で、英語でない文字のおしゃれでシックな雑貨屋さんの記憶。外観はその記憶をもとにグレーで、Rの可愛い窓の建物に。

外構はもう少しで仕上がりそうです◎
無垢の床と塗りの壁の階段・窓からは緑の景色が広がっています

スタジオ内だけでなく、建物のどこでも撮影できるように廊下や階段も抜け目なく◯
個人的に昔留学していた縁もあり、韓国のカフェが好きなのですが、シンプル北欧風韓国カフェぽく(どんなん)デザインしました❤︎

オープン1週間の感想

撮影を振り返ってもらうシアタールーム、美容室、広いスタジオとコンセプトルーム、ベビールーム、新しいスタジオ用のプラン・・なんとか順調にカチカチ動き出しました。
改善する点はどんどん改善して、これからまた新しい進化をしていけるようにスタッフと共に頑張ります^^

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