見出し画像

ポッピングシャワー・ドーピングの歌詞を4500字で解説してみた

こんにちは、こんばんは、キミノネに哭くの青色担当そらです。
今回は、キミノネに哭く初のポップチューン、ポッピングシャワー・ドーピングの歌詞解説をしていきたいと思います。
本垢から発信するのはなかなか勇気がいりました。歌詞解説をする事自体が苦手という方もいるし、歌詞解説をしない方が美しくもある、ただ今回は明確に意図とギミックを知って欲しいなという気持ちがあったのでXとInstagramの本垢からもちゃんと発信させていただきました。

とりあえず細かい事はさておき、歌詞を貼ります。
↓以下歌詞です↓
吸って吐いてぶっ飛びたい
瞬瞬で甘々な
君とどこまでもトリップ!
甘すぎるドーピング

プレイリストの中 ふわふわなビートと
メロディがなんかだるいなw
嚙みすぎたガムの  そのフレーズなんかじゃ
ハイになんかなれないから嗚呼 

肥大化したこの感情がさ 今君からの愛ス求めてる
全部残さずにコーティングして 僕に頂戴

今すぐ吸って吐いてぶっ飛びたい
瞬瞬で甘々な
君ときっとお空まで 沈んで行っちゃいそうだ!
吸って吐いてとろけたい 
パラリラでクルクルな
ほろ苦なこの世界で見つけた P・S・Dを
もっとギュっと 全部頂戴!

街の灯りたち ただのノイズさえも
祝福の音色に聴こえて
ココロのリズムが バクハツ寸前!
眩暈も目が回るようなクラクラで

鮮明に変わる味覚はさ 君の体温すらも覚えてる
冷たいアイス温めてとけて  
-おちてきたね–

いますぐすってはいてぶっとびたい
しゅわっしゅわであまあまな
きみとずっとどこまでも うかんでいってるよね?
すってはいてとろけたい
きらきらでぴかぴかな
きれいすぎるこのせかいと
きみのすうぃーとすうぃーとどーぴんぐ

「まだぱちぱちはじける?」
Re:未だ冷めない夢の中で踊ろう
肥大化したこの感情が 2832超えてく
Pi Li Ka Pi–Li La la

すってはいてぶっとんだら
瞬瞬で甘々な
君がとおいおそらから オちてきたあのひから
吸って吐いてとろけちゃう
きれいすぎるこのせかいで
ぼくの手がさめるまで すくって?
P・S・D!

すってはいてぶっとびたい
しゅわしゅわであまあまな
きみとずっとどこまでも うかんでいってるよね?
すってはいてとろけたい
きらきらでぴかぴかな ああ
きれいな世界に墜ちてく あますぎるどーぴんぐ!

______________________

うむ、一見可愛くまとまって見えますが、不可解な数字やカタカナと平仮名の入り混じりが所々ありますね、これは明確な意図を持ってやっています。

ポッピングシャワー・ドーピング(以下 PSDと略します)のコンセプトとして、好きという感情食べたい舐めたいという感情がある意味共通言語としてトレンドになっているこのメン地下界隈の中で、また一つの行為=摂取をする、摂取をするとハイになっていわば景色が綺麗に見えちゃう!みたいなストーリーに、麻薬的中毒性という題材を盛り込みました。
一見可愛く見えるけど中毒性がある歌詞、よく見てみたらほんとに中毒の歌詞やんちょっと怖!的なことを狙いたかったのです。

この曲の構想は、サーティーワンアイスクリームの、ポッピングシャワーを食べてる時に降りてきたので、ポッピングシャワーというワードをどうしても使いたく、広げてたら、そういえばアイスって隠語で麻薬って意味だなあみたいな文献が出てきたので結構すぐに書き下ろせちゃいました。君という麻薬を摂取してどんどん溺れていくさま、最終的にこの綺麗な世界(トリップした世界)に自らの意思で堕ちていくことを選択するという物語となっております。
うん、泥沼ですねいいですよーー。
そしたら細かい歌詞を解説していきます。

______________________

吸って吐いてぶっ飛びたい
瞬瞬で甘々な
君とどこまでもトリップ!
甘すぎるドーピング
→導入、ここでしゅわしゅわという単語を"瞬瞬"と表現しました、あえて漢字なのは、まだここでは主人公の自我が保たれています、甘すぎるドーピングというのは結構キラーフレーズです、この曲のテーマの全てと言えるフレーズです。
______________________

プレイリストの中 ふわふわなビートと
メロディがなんかだるいなw
嚙みすぎたガムの  そのフレーズなんかじゃ
ハイになんかなれないから嗚呼 
→つまるところ、割とありふれた題材とかメロディーとか歌詞とか、総じて曲や日常に飽きているところです

______________________

肥大化したこの感情がさ 今君からの愛ス求めてる
全部残さずにコーティングして 僕に頂戴
→つまらなさやだるさからくるヘイトや君という存在への感情が高まった時、君からの愛ス(アイス)、愛=麻薬を求めている様、コーティングというのは、ポッピングシャワーのぱちぱちする部分は、炭酸をチョコでコーティングしたものらしいので、パチパチしたものをコーティングして僕にくれよと渇望している様です

______________________

今すぐ吸って吐いてぶっ飛びたい
瞬瞬で甘々な
君ときっとお空まで 沈んで行っちゃいそうだ!
→ここ、なんでお空まで沈んでいっちゃうのかがめちゃくちゃ大切で、つまり麻薬を吸って吐いてぶっとんで、床に突っ伏してお空にはお空から遠のいているはずです、でももう完全にぶっ飛びかけているので、意識が反転しちゃいそうだ、!という、終わりの始まりみたいなことを書きたかったです

______________________

吸って吐いてとろけたい 
パラリラでクルクルな
ほろ苦なこの世界で見つけた P・S・Dを
もっとギュっと 全部頂戴!
→主人公視点で、世界はとても残酷に見えていて、世界自体が狂っている様、とても辛い様、でもそんな世界で見つけたPSDがとてもキラキラして見えている様です

______________________

街の灯りたち ただのノイズさえも
祝福の音色に聴こえて
ココロのリズムが バクハツ寸前!
眩暈も目が回るようなクラクラで
→1Cの終わりに摂取が始まり、つまりハイになりはじめの状態なので、世界が輝いて見えています、ただし脈拍数が膨れ上がっていて眩暈すら目が回っているのでかなり危険な状態といえます

______________________

鮮明に変わる味覚はさ 君の体温すらも覚えてる
冷たいアイス温めてとけて  
-おちてきたね–
→感覚が鋭くなってきています、冷たいアイス(薬物)、愛ス、を温めて溶かすことで、人体への追加接種を望んでいます、-おちてきたね-で完全に主人公が中毒者になってしまった様を描きたかったです、ここで楽曲ではベースドロップ(ドワーンみたいな落ちる音)が鳴り、振り付けも首が閉まるような振り付けになっています。

______________________

いますぐすってはいてぶっとびたい
しゅわっしゅわであまあまな
きみとずっとどこまでも うかんでいってるよね?
→ぶっとんでるからひらがなになってしまっています、しゅじんこうはみぎもひだ「もわからなくなってうかんでんのかもわかんないからぎもんけいになっています、うかんでるということはじめんにはいつくばっているってことだよ?

すってはいてとろけたい
きらきらでぴかぴかな
きれいすぎるこのせかいと
きみのすうぃーとすうぃーとどーぴんぐ
→ぶっとんでるからくそみたいなこのせかいもそのときはきれいにみえてしかたないんだとてもきみはあまいんだあいとまやくはつねにおきかえがかのうになっているきみがいなくなるとちゅうどくしょうじょうではいじんになってしまうんだ


すみませんわざと平仮名にしました、僕意味を知ると怖い話みたいなのは結構好きなんで、そういうのを狙って書いてみました、夜中に見たら怖そうですが次行きます。
言い忘れてたハイになれないと廃になる、実はかかっています。

______________________

「まだぱちぱちはじける?」
→ぶっとんでる主人公が、主人公の心に自問自答しています、1C前にコーティングしたモノが、まだぱちぱちはじけるか、ポッピングシャワーのぱちぱち部分、つまるところまだキマってる?みたいな感じです

Re:未だ冷めない夢の中で踊ろう
→いわゆる悪魔の囁きみたいな立ち位置の主人公の心が返信をします、まだまだいけるよみたいな、だから返信の意味を込めてRe:にしました、メールの返信とかこんな感じでしょ!

______________________

肥大化したこの感情が 2832超えてく
Pi Li Ka Pi–Li La la

ここは前にインスタストーリーにも書いたのですが、2832という数字は、サーティーワンの1番大きいサイズでポッピングシャワーを注文するとそのカロリー数が2832kcalとのことなのでそこから引っ張ってきました。
1番大きい容量で設定された好きもドーピングしたせいで余裕で溢れちゃうよね、それはもうピリカピリ
ララ(即ちあまりに魔法すぎる)っていう話でした

______________________

すってはいてぶっとんだら
瞬瞬で甘々な
君がとおいおそらから オちてきたあのひから
→意識が混濁しています、この物語でいう空は、確かに存在する空であり、主人公の意識内で発生している願望の塊なのですが、あえてお空"を"飛んでいるみたいな表記は避けました。お空はどこかしら遠いところに位置していて、そこに沈んで行ったり落ちてきたり、いわゆるマイナスめな表記に使うために空を使いました。ここもキラーポイントかも。

吸って吐いてとろけちゃう
きれいすぎるこのせかいで
ぼくの手がさめるまで すくって?
P・S・D!
→主人公もこの綺麗すぎる世界にいると僕の手が冷める(死ぬ)のをなんとなく意識の混濁の中で理解します、プロット版ではすくって?のところを救って?か掬って?にしてたのですが、あえてひらがなにすることでここで読者に委ねてみることにしました。
______________________

すってはいてぶっとびたい
しゅわしゅわであまあまな
きみとずっとどこまでも うかんでいってるよね?
すってはいてとろけたい
きらきらでぴかぴかな ああ
きれいな世界に墜ちてく あますぎるどーぴんぐ!

→世界に堕ちてくだけ漢字にしたのは、明確に意識があるけど全て自分の意思でこの沼にハマっていくそれが幸せみたいなことを伝えたかったです。つまり僕から提示する一つの愛の形であり、トレンドとまではいかないけど好き=食べたい舐めたいみたいな可愛さの一つとしての提示を表現しました!

______________________
ここまで読んでくれてありがとうございました、いやー長かったですよね、、
まずここまで解説を書くっていうのはとてもわがままなことなのかなと思います、なぜこうなったかみたいなのって、本当は聞いてくれる人にゆだねるべきなのかなって思うから、でも今回は解説を書いてみたかったです、お許しくださいまし、、
僕は前述した通り意味がわかると怖い話だったり何かしらトリックやギミックが入った詩が本当に大好きです、この業界で求められてないことだとしても、可愛い曲だったとしてもそれでもいれたいのは自分のアイデンティティを好いてくれてる子がいてくれるからだなぁーーと思います。
また、今回の最大の意図として、可愛い曲を作る事で、これからの野望である、"売れ曲を書いてグループをでかくする"という目標のテストデータをとりたかったのです。この目標は、クリエイターとして、やりたい事100%ではなく、ちゃんとしたバズを起こせるかというゲームをプレイしている感じです、達成できるように書き続けます!
これからも色々な手段で作品を作ろうと思っていますので、みてくれたら嬉しいな~◎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?