♫いゆぬみーん

<歌 詞> 魚(いゆ)ぬ目(みー)ん 喰(くヮー)ち 
      蛸(たく)ぬ目(みー)ん 喰(くヮー)ち 
      此処(くま)から此処(くま)までィ くちゅくちゅ

<歌詞訳> 魚の目も食べさせて 
      蛸(たこ)の目も食べさせて
      ここからここまで こちょこちょ

<解 説> 沖縄本島に広く流布している典型的なくすぐり遊びうたです。
     同じく本島北部の本部町具志堅(ぐしけん)では、「鰻(うなじ)ぬ
     目(みー)」や「貝(がい)ぬ目(みー)」などが加えられ、くすぐ
     られるまでの間を引き延(の)ばし、くすぐる者もくすぐられる者   
     も、一緒(いっしょ)に遊びの醍醐味(だいごみ)を味わったといい
     ます。

<遊び方> お座(すわ)りが上手にできるようになった赤ちゃんを、膝(ひ
     ざ)に乗せます。赤ちゃんの手を取り、手の平を人差し指でリズムよ
     く軽くつつき、「此処(くま)から」で脇(わき)をめがけて一気に
     かけ登り、「くちゅくちゅ」で脇をくすぐります。

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