コルセットと整体通い
私がコルセットを最後に着けたのは中学3年のとき。次第に着ける時間も減っていき、サイズアウトしました。
今思えば、この病気を受け入れられず、コルセット外すことで心が休まるような感覚があったのかもしれません。コルセットは嫌でした。
そんな時、いとこも側わん症であることを知ったのです。叔母さんの紹介で、側わん症で有名な整体へ通うことになりました。
整体院に通うと、体に羽が生えたように調子が良くなりました。でも、角度は変わらず。骨の成長に伴いカーブは、上が58度、下が48度に。
今思えば、整体よりも、コルセット。コルセットよりも、筋トレをしておけば良かった。
いつの間にか整体通いもなくなり、大学病院でのレントゲン撮影もしなくなり、コルセットもサイズアウトしたことでつけなくなりました。
コルセットのサイズアウトと言うと、背が伸びたのかなと思われる親御さんもいるでしょう。違うんです、胸が大きくなり、コルセットを着けると圧迫されるようになるのです。
恥ずかしくて、胸が大きくなったからコルセットを新しくしたいと言えない私は、コルセットを着けなくなりました。正しくは、着けられなくなりました。
私が親だったら、背が伸びてなくても、コルセットは定期的に新調してあげたい。さらに贅沢を言うと、同じコルセットを長時間つけていると苦しいので、2タイプ用意してあげたい。
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