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第四回そこの路地入ったとこ文庫、感想。

 第三回開催が2021年10月だったため約5カ月、ほぼ半年ぶりの開催となりました。新型コロナウイルスの感染者数が減るでもなく、増えるでもない状況でして「開催するか延期するか」悩む状況でした。見えない黒子さん達と相談しまして「そこ文に来る人は多分サッと来てサッと帰るというか、基本大人数で来店しないからそんなに心配しなくて大丈夫ではないだろうか。通販もするし」という事になり3月に予定通り開催する事にしました。

 リサーチも兼ねて数回、中規模イベントに行き、机を運んだり椅子を運んだり設営や撤収をしながら観察していました。2020年は「この状況に負けないぞ」という上向きの雰囲気でしたが、2021年は「なんだか疲れてしまったな」と、やんわり傷ついている空気を感じました。日常が戻ってくればくるほど、色々な事を二度三度思い出して傷ついてしまうターンに入ってしまった気がします。参加するイベントに対して慣れていくしかない状況は「住み分けと受け取るか、一歩遠ざかってしまうか」とても難しく、開催しても中止にしても多分どっちも百点の答えにはならないだろうなと思いました。

 リアルイベントの予定は本を買いたいという欲求もありましたが定期的に人に会える予定でもあり、未来の予定は日々の目標になると思いますので、そこ文は延期はしても中止しない方向でいく事は続けていこうと思います。

 当日の来店者数は安定の15人ぐらい、今回は通販のご利用が初めて20人を超えました。ノリで始めた通販が安定してきたようでホッとしています。ご近所の方々にだいぶんお馴染みになってきたようで、本の感想を教えてくださったり、開催当日お店に来てみると、また違う本が気になって丁度良く目移りするらしく、人の数だけ好みがあるものだなあと思いました。

 今までの献本を並べるコーナーも今回盛況でした。借りるための手順はまだまだ考えなくてはならない状況ですが、可能性が広がりそうな予感がします。盛況になると思っていなかったので、ちゃんと説明文とかを用意しておらず徐々に作っていかねばと思いました。新しいイベントに参加する時や、印刷所の要項を読み解く事が苦手なので、まずそのハードルを下げたいと思い、そこ文は出来るだけ簡易に運営したいのですがまだまだホームページも情報過多なので難しいところです。

 第四回参加のサークルさんには「良ければ中身ページの画像(写真も可)を送ってください」など急なお願いをする事が多くなってしまいました。なぜかそこ文は、締切を2回設定したらだいたい半分ずつぐらいになったり、中身ページの画像もだいたい半分ぐらいのサークルさんが画像を送ってくださったり多すぎず少なすぎず、とてもありがたいです。ありがとうございます。

 もともと図書館のような利用を目指していまして、お店が落ち着いた雰囲気なのでお庭のある保健室みたいになってきました。ちょっと多めに本を購入してくださる方も増えてきたため、本を楽しんで貰う時間を増やそうと味変として企画回をはさんだり、2023年は年3回開催で計画を立てました。鬼が笑うどころか真顔になるほど先の予定です。大規模・中規模イベントも開催されるようになってきましたので、緩やかに年2回開催へ移行していけたらと思っております。2月は28日までしかなく「普段の月より3日少ない」事がこんなにキツイとは…と思いましたので、2023年は4月開催にいたします(仮予定)。→この時には4月にしようと思っていたのですが年間スケジュールを作った結果、3月開催予定の方が良さそうだったので3月のまま準備する事にしました(追記)。

 ふらっと1人で行きやすい、知り合いや友達に伝えやすく誘いやすい、他のリアルイベントやオンラインイベントも見てみようかなという気持ちになって貰えると尚良し、という感じの敷居が低く間口が広いイメージで運営しています。「そこ文」とか「そこ文さん」とか学生さんみたいな雰囲気(擬人化の雰囲気)に落ち着いてきました。

【売上】148冊 合計74,900円(当日33,150円、通販41,750円)

​​​【委託物の内訳:合計73種類、平均546円】(小説68種類、漫画イラスト4種類、グッズ1種類)

【分布】0円(1冊)、100円(1冊)、200円(4冊)、250円(1冊)、300円(11冊)、400円(3冊)、450円(1冊)、500円(23冊)、600円(6冊)、650円(2冊)、700円(7冊)、800円(3冊)、1000円(10冊)

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