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参加者の声【スペシャルインタビュー③】

SOKOAGE CAMPに参加した人はどんなことを考えて参加を決断したんだろう。今の自分を好きになれない気持ち、「今」に不満はないけれどこのままでいいのかな?という気持ち、未来を不安に思う気持ち、これまでを悲しく思う気持ち。前にも後ろにも続く自分だけの路を、どんな目で見よう、どんな色で飾ろう。

今回はSOKOAGE CAMP(以下、CAMP)に参加した方々の気持ちの動きに注目して、インタビューを実施しました。今回のテーマは「CAMPに参加した後のこと」CAMPへ参加経験のある「キャンパー」同士だからこそ話せるぶっちゃけトークに注目です!


〇話し手紹介

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さな 飛島でのキャンプに参加(インタビュー時、参加から半年)。現在大学4年生。

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まほ 気仙沼で20期として参加(インタビュー時、参加から2年)。現在大学4年生。

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ゆっこ 気仙沼で19期として参加(インタビュー時、参加から2年)。現在大学4年生。


〇聞き手

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ひかる 気仙沼で1期として参加(インタビュー時、参加から5年)。現在社会人2年目。

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CAMPの終わり

ひかる>CAMPでは合宿後1年間のアフターフォローまでがプログラムに含まれているんだけど、それぞれCAMPの終わりを感じることってある?

まほ>CAMP中の密度?は再現できないけれど、日々の中で、CAMPの時間があったから、と思える瞬間はたくさんあります。CAMPで出会った人と連絡を取るときは、無理に関係を続けようとするんじゃなくて、いつでも連絡できる感覚があって、関係性が途切れる不安がない。こんな感覚は初めて。間違いなくCAMPは今の自分に続いていると自信を持っています。

ゆっこ>19期で参加したけれど、時間が経っても他の期の人と繋がる機会があるから、CAMPは続いている感覚があります。

ひかる>うんうん。人と繋がっていることでゆっこ自身はどう違う感じがあるんだろう?

ゆっこ>私がわたしである感覚を持てるというか、着飾らないで素直で無理しない、いい状態でいられる感覚です。誰にでもそう居られるかというとまだ難しいなと思うことも多いけど、CAMPの参加者と聞くと仲間意識というか。。。

ひかる>そっかそっか。同期でなくても、CAMPへの参加者、関係者に対する信頼?安心感の上で、自分らしくいられるのかなあ。

まほ>ゆっこの話しを聞いていて、私もCAMPの自分が楽、そんな自分もいるんだと思えたことを思い出しました。CAMP後日常に戻った時には、無理している状態に気づけるようになりました。どんな自分が好きかがつかめたから、自分の状態を振り返ることができる。戻ってこれる気がします。

ひかる>好きな自分でいるために工夫していることある?

まほ>うーん…。頑張りすぎてるときに、休むという選択ができるようになったのは大きいですね。

ひかる>うんうん、さなちゃんは参加してまだ1年たっていないけど、どうだろう?

さな>今のところ、終わりは見えていないですね。特に人との繋がりとか、CAMPで得た考え方は終わらないと思います。一緒に参加した同期のことは今どうしているだろうって気になっていて、CAMP後の変化も知りたいって思うし、今も確実に心のどこかにいます。今度は運営として楢葉のCAMPに関わるから、なおさら続いていく感じがしています。

ひかる>考え方はどう変わった?聞いてもいい?

さな>「好き」という気持ちの受け止め方、感覚?が変わった感じがしていて、「他人を愛せないと自分を愛せない」という言葉が分からなかったけれど、CAMPを通して分かるようになった気がします。もっと単純に、生きるのが明るく、楽しくなりました。目の前のことから逃げ出したくなる時もあるけれど、「自分頑張ってるよ」って自分を認めたり、励ましたりできるようになりました。ふとした時にキャンプを思い出して元気が湧いてくることもあります。

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参加と周囲の反応

まほ>みんなに聞いてみたいんだけど、CAMPに参加することを言った?周りの反応どうだった?


さな>私は事前に親にも言わずに勝手に参加しました。基本的に周りの人は自分のことに興味ないでしょ、と思っていたので自分のことは人に言わないようにしていました。でもCAMPから帰って、親や友達に私の気づきを全て共有しました。周りからしたら急に自分のことをしゃべるようになったので驚いたかもしれません(笑)。

ひかる>話してみてどう?

さな>CAMP前の私は、勇気がなくて話せませんでした。聞いてくれたら話すけど。って感じでした。でも意外と自分が話したら聞いてくれるんだなと。意外と反応悪くないじゃん、と。聞きたがってくれる空気を感じて、みんな私に興味ないと思っていたけど違うんじゃない?と思い始めました。

まほ>私は仲のいい友達には言わずに、家族にはさらっと伝えて参加しました。それまでの私は自分からは話さずに聞き役だったけれど、帰ってきた時になんか誰かに話したい!と思いました。けど家族にはハードル高かった(笑)。だから自分が話したい人に話に行きました。CAMP前後で話し方が違っていたと思います。誘うときも、ご飯を目的にするんじゃなくて話したいことあるからごはん行こうと誘っちゃいました。

ゆっこ>家族には東北への初めての「旅行」って伝えました。帰ってきて、親にすごいよかった!と言ったら大丈夫?って心配されてしまいました。なにを言っても伝わる気がしなくて、どうしようと思いました。結果、親に話すのはやめました。その後別のイベントに参加したり、この人に話したい。この人にはCAMPのこと話せるなって思ったら話すようになりました。

ひ>誰に話そう、って共通の悩みなのかなって思うんだけど、この人大丈夫そうの基準ってなにかある?


さな>聞いてくれてる感じです。目が合うとか、うなづくとか、反応を見て話すか決めてます。

まほ>私は感覚的に決めてます。相手から自分の話をさらけ出してくれる友人には、先に話してくれるならわたしもってなります。

ゆっこ>単純に最近こんなことあってねって出来事よりも、内面の話をできるようになると、この人の前ではゆっこでいられるなと思えます。心のやわらかいところに触れたとき?かなあ。

ひかる>うんうん、私自身も参加してから5年くらい経つんだけど、なんでかまだまだ続いているなあって感じる瞬間があります。その瞬間は減るけど、思いは強くなっている気がします。聞きながら共感することばかりで、でも、それぞれの感覚や背景が違うこと、それでも交わうなにかがあること、おもしろいなあって感じました。時間をつくってくれて、聞かせてくれてありがとうございました!

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まとめ

SOKOAGE CAMPでは参加者を「キャンパー」と呼んでいます。同期の仲間だけでなく、キャンパーに出会えるチャンスがあります。キャンパーだからというだけで、なぜか初めましてのハードルが下がる、不思議な繋がりです。

「あなたはそのままでいいのか?」という問いは変化を強要するものではありません。変わらなくちゃいけないということはないけれど、自分が心地よいと思う方へ変わってみたいと思った時、一緒に悩んだり、相談したり、聞いてもらえるだけでよかったり…。変化の先で周りの人の方が喜んでくれたり。気がついたら、自分の人生を自分の足で歩く、その周りにたくさんの応援と安心に出会えているような気がします。一緒に泣いたり笑ったり、ゆっくり進んでみませんか?


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