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納品

お仕事のひとつが、無事納品を迎えた。
某専門サイト内に掲載予定の漫画15ページだ。
公開されたらここにも記録したい。


2022/12/29追記:上記の漫画が公開されました。
歯科医療に従事されている方向けの専門サイトで、前半は会員登録不要で読めます。


お仕事の漫画作品としては初めて納品したものになる。
いまいち勝手がわからずクライアントとのやりとりが多くなってしまったり、どの部分に力を入れるかといった緩急のつけかたがわからなかったり、スケジュールの立て方が甘かったりと色々あったが、その経験はしっかり糧にして次に活かしていくほかない。
継続してご依頼頂く予定なので、頑張るだけだ。

やはり、漫画は長距離走だな、とつくづく思う。
今回のお仕事ではネーム~完成までの作画の工程のみなのだが、それでもまあまあしんどい。
やれば終わるのはその通りだし、いつか必ず完成するのだけど、完成するまでが本当に長く感じる。
企画からやる真の漫画家たちは「マジで何者なんだ凄すぎんか」と改めて思うし、「気が狂ってる」という文言を褒め言葉として使うしかない。
この長距離走にもいつか慣れるのかもしれないが、かなりつらい。果たして慣れる日が来るのだろうか、と不安もある。

それでも、クライアントに提出し、確認頂いて、OKを頂く時に感想を添えてくださると「はぁ~うれし~~~~~!!!頑張ってよかった~~~!!」となる。
完成させるまでの苦労も、寝不足になって体調不良になったことも、合わない机で作業して筋肉痛になったことも吹っ飛ぶのだ。
我ながらかなり”ちょろい”と思う。自覚はちゃんとある。
とはいえ、努力が認められると嬉しいのは当然だ。喜んでいいのだ。大いに喜ぶべきである。
お世辞が入っていたとしても、その割合がどれくらいなんかなんてわかる訳がないのだから、素直に「ありがとうございます!」と受け取っておけばいいのだ。

”納品”して得られるものは大きい。
それを味わったら、また、納品を目指して苦しむ日々が始まる。

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