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腹を括れ

2023年、商業漫画デビューする。
いやまったくもって確定ではないのだけれど、その覚悟を持ってやっていこう、と腹を括ることにした。

ありがたいことに、2022年3月に電子書籍メインの某出版社から「漫画の作画してみませんか」とお声掛けを頂いた。
当時はビビりつつも二つ返事で「ぜひお願いします」と返事をした。
あえて契約内容などの詳細は聞かず、経験を積もう、くらいの気持ちだった。だいぶ舐めていた奴である。

諸々あって、やっと腹を括ることができそうだ。
商業ということにビビり倒していたのだが、そういえば個人で世の中に漫画を出すのとそう大差無い時代だったな、と最近思い出した。
もちろん露出やユーザーへの訴求、広告を打てるなどの点では、やはり出版社がまだ強いと思う。
ただ、大手出版社以外の”編集さん”達は漫画制作についてはほぼ作家任せだと聞く。実際私が提出したネームも直してもらえないままOKが出た。昔のように二人三脚で、というのは失われつつある制作体制なんだな、と実感した。
結局作家自身がそれなりのレベルまで持っていかなければならないのなら、商業でやろうが個人でやろうがあまり変わりないのだ。
無駄にビビり倒す必要もないか、と思った次第である。

今回の場合、原作は、すでにプロとして活躍されている先生が作ってくださるので、私はそれを絵に起こすだけだ。
そこだけお手伝いするのだから、私がビビり倒すのもおかしい話だったのだ。
今までクライアントは個人が主だったが、それが出版社になるだけの話だ。
──と考えるようにしたい。

そうしてやっと、文字にすることができた。
2023年に商業漫画デビューできるように頑張るぞ。

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