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需要と供給

私は創作物、特に二次創作に関しては、「こんなの需要無くね?」というものを創ることが多い。
元々、脇役や名前の無いモブキャラが好きで、そんな彼らの数少ない情報から妄想を重ね、思考の飛躍を経て生まれるマイナー、しかも"ど"のつくマイナーと呼ばれるものが大好物なのだ。
私以外に需要が無いのは当然と言える。
そのため、需要=私、供給=私、ということが常だ。

しかし、現代のネットで繋がった世界では、そんな"ど"マイナーを好きだと言ってくださる方に出会うことが出来る。
そこで初めて、需要=他者、供給=私、という夢のような構図が実現するのである。
(私にはそんなみなさまが慈愛の天使に見えます、いつもありがとうございます。)

基本的に自己満足の為に生み出してきたものではあるが、他者からの需要があると、その価値は飛躍的に上がる気がする。
そう考えたくなるのも結局はただの自己満足で、気持ちの話なのだが、やはりあるのとないのとでは天地ほどの差がある。

人様が求めるものを、自分の創ったもので、ほんの少しでも満たしてもらえるのなら、これほど嬉しいことはない。

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