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[キャップ野球] キャッチャー序論

こちらはキャップ野球 Advent Calendar 2023 →12/3の記事になります。
12/2の記事はこちら
12/4の記事はこちら

私が語れることなど何もないのですが、なんとか絞り尽くして抽出できたものを書き連ねさせていただきます。
本稿は、キャッチャーを今から始める方へ向けた内容となっております。


キャッチャー、楽しいよね!

え、キャッチャーをしたことがない!?

なら、あなたも今日からキャッチャーをしよう!
素晴らしい第一歩を踏み出して、キャッチャーをエンジョイしよう!

しゃがむのが辛い?

頑張ろう!
本当にこればかりは「頑張ろう!」としか言えないのだが、別にしゃがみ続ける必要はない。片膝をつけてもいいし、別に両膝をつけてもいい!
僕は左膝をベタっとつけるスタイルに落ち着いた。野球でもランナーがいない状況では左膝をベタっとつけるスタイルは一般的に普通なので、それをそのまま流用している。

片膝をつけるスタイル

それぞれのメリット・デメリットは↓

<普通にしゃがむ>
・移動しやすい。特に横にそれた蓋と高めの蓋への反応がしやすい。
・低めのボールゾーンの蓋をどう捕るかが課題。
・疲れるよね…

<片膝をつける>
・比較的上下に広く対応可能。
・横方向への移動性が少し落ちる。例えば打球処理へ移行するときの1歩目が少し遅くなる。

<両膝をつける>
・ストライクゾーン部分には完全な対応が可能。
・移動性はさらに落ちる。横方向だけでなく上下方向も。例えば高めのボールゾーンへの蓋を捕るのは難しくなる。

1つ注意点だが、どの姿勢においても低めのボールゾーンの蓋(特にワンバウンドした・しそうな蓋)を止める時は膝をつくことになると思うが、普通に膝をつくと痛いので、サポーターがある人はサポーターをつけよう!あざができることはなくなるよ!新しく買うなら、柔らかいタイプがおすすめだ!

片手?両手?どう捕ろう?

パスボールがなければどちらでもOK!
ただ、片手は普通に難しい(と個人的には思う)ので最初は両手をおすすめします。僕は基本両手で、稀に片手。
蓋を止めるだけでなくキチンと捕ると投球のテンポも良くなるし毎回拾う必要もないし良いことづくめだけど、パスボールしては本末転倒なので、最初は全く気にする必要はない。まずは止めよう!

後ろに蓋を逸らすのがこわいよ…

まず前提として、
ワイルドピッチとなるゾーンに蓋がきたら、それは投手が反省すべきであること
を押さえておくことは大事。もちろん蓋を前に止められたら良いのは間違いないけれど、特にその場で気に病むことは全くない。
パスボールとなるゾーンは頑張って止めたいが、逸らしてしまったら「そんな時もある」と割り切ろう!後から反省!

実際、そんな時はあった(2022春)

配球(リード)の答えを教えて!

答えなんてない(暴論)
「正解はないが不正解はある」とか「結果論だから不要」、そもそも「配球とリードは全くの別物」など、さまざまな意見があるが、こうなると沼。考え出したらキリがないので、リードを組み立てる時の簡単な指針を示すにとどめることとする。

※ 僕は「配球」も「リード」も使って表記させていただきますが、全て「配球」と読み替えていただいて大丈夫です。僕も普段話す時は「配球」「リード」はごちゃ混ぜなんですが、文章にするとなると「ちゃんと使い分けるか…」という気持ちが生まれちゃったのでこうしています。

大体こんな感じ。

1)組む投手に、今日「調子が良い球種」「自信がある球種」を確認する。
2)それを元にリードを考えてみる。
3)投球練習や試合序盤などを通して、「投手が思う『調子が良い・自信がある球種』」と「捕手自身が感じる『調子が良い・自信がある球種』」の認識の一致・ずれがわかってくるので、それを加味してリードする。

もっと配球・リードについて詳しく知りたい・学びたい方は「キャッチャー蓋論 Ⅱ 」(執筆者:だいち)をご覧ください。あとは自分で勉強!

最後に:「バッテリー」であること

最後に一番重要なこと。それは
ピッチャーと話し合って確認しあうこと!
配球のところでも少し触れたけれど、お互いに確認し合って一緒に進めていこう!試合進行中に何か気になることがあれば、タイムをかけて手短に確認することもできる。

バッテリー間でもわからなければ、チームメイトに聞こう。第3の視点はとても参考になる。

以上が基本的な心構え。
あなたのキャッチャー人生に幸あれ!

<おすすめ記事>
キャッチャー蓋論 Ⅰ 」「キャッチャー蓋論 Ⅱ」(執筆者:だいち)


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