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時間に縛られない生活

 以前コーチングを学んでいたとき「お金も時間もたっぷりあって、仕事をしなくてもよかったら何をしますか?」という問いがあった。

 私は迷わず『旅行』と答えた。かれこれ6年前くらいだ。全世界的なパンデミックという誰も予想できない事態になり気軽に世界中を旅行することは叶わなくなってしまったが、プラス思考の私は『だったら国内だ』と思い立ち、早速いろいろ出かけている。

 とはいえ何もテーマがないのは選択肢を絞りにくいので《パワースポット巡り》と決めた。すると不思議なことに様々な人から情報が入ってきて、あっという間に3ヵ月後までの行き先が決まった。
 
 そしてパワースポットというのは必ずと言っていいほど山奥や秘境にある…。個人旅行では行きにくく、公共交通機関も1日に一往復など絶望的に無理度が高い。そんな中、ネット検索していると奇跡的にツアーを発見したり、ガイドさんと出逢ったり。

 そんな体験をし始めたら肩の力が抜けて《MUST》のない暮らしが見えてきた。現在52歳の私だが、26歳で起業して四半期。ガムシャラにダッシュして数々の障害物を乗り越えて、やっとゴールした気分だ。

 ゴールが終わりではなく、少し息を整えて休憩をしたら仕切り直して、次は並み足でスタスタ歩くように進んでいこう。もう20代30代の頃とは違うのだから少し余裕を持って《WANT》だけを選ぼう。

 仕事も遊びも人間付き合いも《WANT》じゃないのはしない。NO thanksだ。もう大人なんだし、残りの50年は自由に快適に生きていいのではないかと。

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