とがりたい私と同化したい私

とがりたい私…他の人と違うことがしたい、差別化したい。変人だと思われたい

同化したい私…社会に適応したい、変な子だと思われたくない、目立ちたくない

 めんどくさいことに両方とも私の中に存在している。

 どっちが主人格?

 先に生まれたのは多分「とがりたい私」だと思う。

・弟に向けられがちな親の関心を自分に向けたい
・学校で手を挙げていっぱい発言したい

 おそらく幼少期のこういう気持ちで形成されている。

 一方、「同化したい私」が生まれたのは10歳以降な気がする。そのくらいの歳になってからようやく
「人から自分がどう見えるか」という視点を持てるようになった。

 この視点の会得が遅かったために今も対人関係で苦労している気がする。

・周りから浮いて攻撃されることを避けたい
・周りの空気を凍らせたくない

 そのうちにこっちがメインになっていった。

多数派?少数派?

「同化したい私」は自分が多数派に属していないと焦る。劣等感を感じる。
  人間としてできなければいけないことができていないように感じて自己否定を始める。

 共感を得ることを何よりも喜びとして感じ、常に同類を探している。そして寂しがりやだ。

「とがりたい私」は自分が少数派であることを誇っている。
 
 流行しているものを知ることで多数派になること、無個性になることを恐れている。

 「流行り物を知らない自分カッコいい」とか思っている。個性を出すために「女子」を「おなご」と読んだりする。正直イタい。ダサい。

 これを面白がってくれる人を愛している。


 基本的に自分の外側に意識が向いていない。他の人の反応をあまり気にせずのびのびしている。自己肯定感は高めだ。

 毎日、相反する2人が戦っているため、自分の行動に一貫性がないように感じる。

 私の二面性はかくして形成された。

 


 

 

 



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