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オリムパス製絲【メイクメイクソックスドゥ】で靴下を編んでみた!

  1. 安定の防縮ウール

  2. ユニークな配色

  3. 30回以上洗濯してみた

  4. 余談:百均のストロー穴付きカップが便利!


1.安定の防縮ウール

こんにちは!あみあみ工房鯨骨堂の素馨です。
【メイクメイクソックス】で靴下を編んでいる時から、気になる存在であった【メイクメイクソックス ドゥ】。スワッチを1枚編む分を考慮に入れて、3玉購入しました。先ずは素材を確認。

メリヤス編みした時の編み地が表現されたラベル。
防縮ウール70%、ナイロン30%。標準的なソックヤーンです。

防縮ウールとナイロンの混紡糸なので、縮む事は無いと仮定して製作スタートです。今回も、以前記事にまとめた「とても簡単なつま先から編む靴下の作り目」を使用して爪先から編み始めました。

2.ユニークな配色

こちらの糸(色番109)は、ソックヤーンに良くある「段染め」ではなく、「紺色にスペックル風に水色と黄色が散らしてある」配色となっています。大手手芸店で入手できるソックヤーンとしては珍しいのではないでしょうか。その配色を強調すべく、爪先、踵、履き口の1目ゴム編み以外の部分では、「紺色部分を表目、水色と黄色部分を裏目で編む」事とし、編み進めます。編み針は2号を使用しました。

スワッチの段階でとても可愛い!


踵部分は「ヤマウズラの目」の編み方で編んでみました。

編地は、【メイクメイクソックス】程のふわふわ感は無い、所謂「普通のソックヤーン」の感触です。糸が太い事もあり、若干「もきゅもきゅ」した感じがあります(……伝わるだろうか、この表現)。編んでいると短い繊維片がパラパラと落ちますが、糸自体にダメージが生じている様子はありません。

スチームを当てて形を整えてみました。

編み上がった靴下です。1玉で足首丈の靴下が片足分編める糸長でした。履いた感触も申し分ありません。可愛い色合いと遠慮せずに洗える素材、これは日常使い決定です!

しっかりとした編み地です。


3.30回以上洗濯してみた

……と言う訳で、編み上げてから早半年以上が経過しました。日常的に着用し、夏に入ってからは使用頻度が上がったこの靴下(アクリル100%の靴下は汗を吸い難いと言う理由で、夏はウール混の靴下を履いて外出します。ウールの吸湿・放湿性は夏にこそ活きる!)。少なく見積もっても30回以上は洗濯したでしょう。洗濯ネット等は使用せず、そのまま洗濯機にポイ、時々ウタマロ石鹸で下洗いしてから洗濯機にポイ、で洗っています。

30回以上洗濯したものがこちら!

勿論フェルト化はせず、若干ふわふわ感が増した状態となっています。丈夫で可愛い靴下として、これからも日常的に愛用したいと思います!
2号針で編める為、目数・段数共に少なく済むので、靴下入門にも向いている糸なのではないでしょうか?

4.余談:百均のストロー穴付きカップが便利!

「モバ編み」が必ずカバンに入っている編み物好きな皆さんならば、必ず一度は「毛糸と編み針を何に入れて持ち歩くか」について頭を悩ませた経験があるのではないでしょうか。手芸店の袋から始まり、フリーザーバッグなどを経て私が辿り着いた答えは、「百均のストロー穴付きカップ」です。使い捨て用の物ではなく、画像の様な繰り返し利用する事を想定した物を選ぶと、蓋部分の劣化(潰れて上手く閉じなくなる)とも無縁です。

靴下片足分なら、一番右の物がかさばらなくて便利です。

ストロー穴に輪針の針先を差し込んで持ち歩けば、細い針でも針先が折れてしまう心配もありません。私はこの状態で巾着に入れてカバンにポン、と入れて「モバ編み」を持ち歩いています。

モバ編みの心強い味方!

それでは良い編み物ライフを!

ではでは!

宜しければサポートお願い致します。サポート頂けますと、ソックヤーンとかソックヤーンとか羊毛とか羊毛とかが増えます!