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0123「やっぱり東海道」

今日は六本木ヒルズの上の方で開催されている新・北斎展なるものに行ってきた。普段絵とか美術品にはほぼ興味がないが、北斎の絵は教科書にも載っていて見たことがあるし、絵のタッチが全然古びた感じがしないので江戸時代をとても身近に感じることができるので好きだ。

北斎といえば富嶽三十六景が最も有名かと思う。そしてそれと対にして語られることが多いのが広重の東海道五十三次だろう。しかし、実は北斎も東海道五十三次を絵に残しているのは意外と知られていないかもしれない。私も知らなかった。こちらのサイトでは出発、終着地点を含めた55の作品を見ることができて良い感じだ。

宿場とJクラブ

これを見ていると東海道沿いに本拠地を構えるJリーグのクラブを思い出したくなる。クラブが近くにありそうな宿場の名前。
川崎
宿場の名前そのままのクラブがある。
神奈川
今の神奈川県横浜市神奈川区神奈川本町付近とのことなので横浜と名のつくクラブはこの辺ということで。
平塚
昔チーム名にそのまま入っていた気がする。
沼津
これもそのままのクラブがある。
蒲原、由井、興津、江尻
この4つの宿場はどれも今の静岡市清水区にあったらしい。
藤枝
そのままのクラブがある。
見附
ここは今の磐田市にあたるそうだ。
鳴海、宮
これらは今の名古屋市にあたる模様。
京師
終着点はもちろん京都。

こうして見ると今やJ1からJ3まで全国に54のクラブがあるとはいえ、東海道沿いには多くのチームがある。
江戸時代から交通の要として頻繁に絵にも描かれた東海道は、小回りの利く自家用車が普及し京都を飛ばして東京大阪間を飛行機で移動できるようになった今も、多くの人が行き交っている。東海道新幹線はドル箱路線でもうじきリニアも走る。やっぱり日本人は東海道が好き。

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