0212「コンサドーレ、オーウェン、リバプール、コンサドーレ」

ここ数日「エンジンがかからない状態」で今日もどうにかエンジンをかけようと色々試しているがまだかからない。私はたまに仕事や本来やりたいことのアウトプットが思うようにできない状態になることがある。この日記を数日間書けていなかったのもそんなことが理由だ。なぜそれまで順調に動いていたエンジンが切れてしまってどういうきっかけでまたかかるか未だに明確にはつかめていないが何となく「家族的な幸せ」を感じると切れやすい気もしている。家族とか恋人とか、一緒にいるだけで幸せ系の人たちと一定以上の時間を過ごすと自分の中のハングリー感が薄れてしまう気がするのだ。もしそうなのだとしたら意図的にある程度孤独の中で好奇心や探究心が尽きないようにしていかないといけないのかもしれない。

エンジンがかからないときには気になっていたけどそれまでできていなかったことをするのは定石だと思う。試験前に勉強しなきゃいけないと心で思いつつ部屋の掃除から始めてしまうとかそういう話はよく聞くので私だけでなく人類一般的にそうなのかなと思っている。今回の私の場合はそれがサッカーのインプットだったのでリバプールFCの試合を見たり放置されていたクラブコンサドーレの会報誌や月刊コンサドーレを読み漁ったり、フットボリスタの最新号も読んだりしていた。(トイレ掃除もしたことを思い出した)

生まれ故郷のコンサドーレは別としてなぜ私がリバプールFCを気にかけているかというとそれは幼いときに衝撃を受けた(と思われる)マイケル・オーウェンの影響が今まで続いているからだ。中学2年の英語の授業で英語で手紙を出すというものがあって、そのときにリバプールFCの事務所に手紙を出したのを覚えている。そのとき間違いなくプリントアウトしたオーウェンの写真を封筒に入れた。だから中学のときには既にオーウェンのファンだったのだが、ただなぜオーウェンのことをそこまで好きになったのか、明確な理由は覚えていない。そもそも当時どうやってオーウェンのプレーを観ていたのだろう。当時は日韓W杯を迎えるにあたって過去のW杯の映像がテレビで流れたり雑誌などで海外サッカーの情報が溢れ始めていた時期だったからそこで観たのだろうか。それともフランスW杯を観ていたのか、よく覚えていない。少なくともリバプールの試合を観て好きになったのではなくて、オーウェンがいるリバプールを応援しようと思ったことだけは確かだ。

結局その後オーウェンが銀河系軍団の一員になってもプレミアの別なチームに復帰しても、引退しても、リバプールのことが好きなまま今まで来ている。それは多分オーウェンきっかけでリバプールを応援しているうちに、自分たちの(故郷の)「チーム」を愛することの素晴らしさをKopitesから学んだからだと思う。そのことに自覚的になってから、親父に連れられて行くだけだったコンサドーレをより大切な存在と認識して意識的に応援するようになったと思っている。

この辺のことについてはもっと詳細に書きたい思いもありつつ今日の日記はエンジンをかけるための一つの対策なのでこの辺で満足しておく。

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