ムック本

ビジュアルと文章がよきバランスで展開されているムック本って好きなのですよ
向田邦子さん、石井好子さん、井上ひさしさんにデコちゃん。どれもおしゃれ心と愛が詰まってて素敵だったなあ。
特に石井好子さんのそれは石井さんのこと知らない方が編集したのですって。すごいなあ、やっぱり偉業を残した方の人生というのはどんな人にも影響を与えるのだなあ、と感激したのを覚えています。

そこで、越路さん。
実はすごくマメにスクラップしていらしたのですよね。そして亡くなられた後にどうやらファンの方から事務所にたくさん資料が送られて来た模様。
整理されていないお写真もたくさん眠っています。
そこで思いついたのは、もちろん…
越路吹雪ムック本を生誕100年の記念に作れないものか
ってことでした
実はあたし、今年生誕100年に向けて三年前から動きをはじめておりまして、2021年の12月に「幻の越路吹雪ロング•
リサイタル」というイベントを開催しています。
ホームグランドの東新宿プティモアで二週間、越路さんが歌ったけれど音源が残っていないシャンソンなんかを原曲探して台本見て蘇らせるっていうのをやったのですね、その時から2024年は、って騒いでた
そして大いなる企画のひとつにムック本ってのがあったわけです

でもですねえ、やはり時というのには限りがあって、ユニバーサルさんと日本コロムビアさんのお仕事、NHKさん、ニッポン放送さんのラジオ、オムニバスCDの解説。演劇博物館さんのお手伝いにこの先はレコーディングやらまだ発表出来ないけれど楽しい企画などが待っていてそこまで時間が取れないのですよ

残念ですがこのプロジェクトはちょっとお休み、蓋をして、でもちゃんとイメージはあるのでしっかり時間が取れる時が来るまで熟成かなあ、と思っています、でも来年にはやりたいなあ。。
文章に向き合うのってどうやら自分の中の時節とか慣れとかあるみたいで、この頃全然書いていなかったから完璧なまっていてやり方書き方のらずつ取り戻すのにリハビリが必要みたいなんですよね、あたしの場合
だからここにこうやって駄文と思いを書いているっていう側面もあったりして、こーちゃん日記なんだけど自分のこの頃がどうしても交錯してしまうことお許しください

こういえば戸川昌子さんのマネージャーやってた頃、あの方「青い部屋」に入る前によく車の中で原稿書いてたな
お客様がいらして呼びにいくと
〜さあ、酌婦に変わるわよ〜
って云ってた、で赤ワインにソーダ入れて大勢に囲まれて深夜まで深酒
自分のお城、酒場の喧騒で気を遣いながらお酒を呑んでシャンソン歌って、
並走するもうひとつは孤独な顔、作家に変わる取材をしていたのかも知れないな
戸川さんのムック本も面白そうだな、いやいや、いけませんの、まずはコーちゃんありきのあたしです

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