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食いしん坊と少食

越路吹雪さんは食いしん坊だったそうです
全国ツアーに出る時も、「あそこは蟹が美味しいからとか、あそこは何々鍋が美味しいからとか自分で自分を乗せて出掛けてゆく」と云っていました
胃がんで闘病中も、早く体力を戻したいとのことでなんでも沢山召し上がったそう、でも「お医者さまのご指導で5回に分けて食事をするの」とおっしゃりました、叶うことのない全快に向けて信じて努力なさったいたわけ、ということか
切ないですね

さてあたしは本当に少食で、量が食べられない
ご飯はやっぱり作る方が好きで、でも難しいのではなくてチャチャッとやってしまうけど最近お米だけは丁寧に炊くことにしています
そういう人っておしなべて食べたい物も浮かばないんですよね、作りたいものも特になくて、一品だけ決めて八百屋さんとかスーパー行って他は安い材料見つけてその場で決めるとかしている
だから外食なんか行くといわゆる一人前なんてのも無理だからあんまり一人では行きません、食いしん坊の、というか食べてくれる相方見つけてそちらにどうぞ、とお裾分けならぬ押し付けをするのですね
ほんと大盛り無料とか信じられない。。これで損だなあ、、とか思っているところが根っからの貧乏性の所以です

旅行なんかも、特に海外は折角来たのだからといろいろ試したいのに本当に無理だからつまらないなあ、ってことになる
ひとり旅もしたけどいっつも食事の時にためらってしまう、ホテルじゃ料理も出来ないし
まあこれは折角の旅先で「美味しいねー」と話し合える人がいないとつまらない、という寂しい気持ちから来ているのかも、知れないな

仲良しのぶんすけはツアーの時IHと小さなお鍋持って行ってホテルで料理するんだって、ああそういうやり方もあるのか!でも今度のツアーも弾丸だからそういう時間無さそうだな、それに楽しいお仲間とご一緒だからまた食べきれないご飯は片付けてくれるでしょう
入らないあたしに周りのひとが慣れてくれる、ありがたいことになりました
「あの人絶対残すからこっちも注文これくらいにしとこう」だって。。

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