血の家族と血じゃない家族
お昼から江古田にお出掛け
我が血族で音楽に携わっている従兄弟兄弟、リュウジくんとノブトモのライブに行きました
リュウジくんのギターテクといったらまた凄くて、その昔お正月に一族集まった時にみんながそれぞれ唄った勝手な曲をギターでサラサラっと弾いていた姿は今でも鮮やかに覚えていて
ドラムのノブトモがまた可愛くて、ミーハーなところも無邪気なところも大好きで、またお二人とも本当に楽しそうな笑顔で音楽をしているところ、これってうちの親とか兄弟とかにはないなあ
出処長男のあたし達と次女のお二人、それぞれの連れ合い様の影響とかもあるのでしょうか、わからないけどうちの父と叔母さんは性格ソックリだからそういうことなのかなあ
長女の長男(この辺りからややこしくなってますね)ハヤトと一緒に観ていたのですが、純粋に楽しかったです、ほんとに
そしてこういうところに行くと血の繋がりが有りながら会ったこともない親戚とお話をしたり、驚いたりするものなのですね
リュウジくんのお子さま達なんてほんと遠縁にあたるのだろうけど、確かに血は繋がっているのよね
単純なことですけれど不思議な気持ち、お腹空いているならほれ、何でもご馳走しますって気持ちになったりして
個人情報に厳しい今の世だから、どこかでお仕事すれ違っても親戚って気が付かないかも知れないな
それはそれで仕方のないことだしそこに意味とかそもそも見出していないあたしなのですけれど、小さい頃それこそじゃれ合っていた血の繋がった同世代の現在を音楽の場所で知るって何だか面白いなあ、と思いました、またやってねー
さて夜は我が星男でライブです
ここは血が繋がっていない櫻田宗久と産み出した我々の子供だと思っているのですが、その場所で家族みたいな気持ちになっているグラフィックデザイナーの藤原かなの個展があったのです
そのオープニングパーティにこれまた相棒みたいなベーシストのジミー高宮と伺ってお祝いのデュオライブをしたわけです
そこには疑似的でも何でもいいんだけど、本当に心が落ち着く、そして全てを知っていて許し合えるエルナ姐、プチあこ、まこちゃん、一州くんなんかが集まっているわけです
はっきり云ってチョー身近、そしてなるべくして繋がったお互い無意識に探し求めていた様な人々、それを家族と呼んでもその言葉にふさわしい関係になっています、これはあたしの誇りでもあって
どちらがどうかってことではないでしょうけれど、あたしはそういう方が自然かな、しがらみが無い絆って尊いなあ、と思うから
そして自分を律して甘えられる気もするしなあ、血ってそれだけでオッケーみたいなところ、あるでしょう、あたしはそれはあんまりだなあ
でも、血が繋がっているからストーンと心が落ち着くところもあるなあ、でもでもそこには未来を余り感じない、一緒に未来を築いて行こう、ってないものね、そして勿論それでいいのよね
なのであたしはあたしの血が繋がらない血縁をお店という子供たちを通じて築いてゆくので正解でありました、スイスの親戚居てもおかしく無いよね、実際居ますし
こういうのって説明付くことでもないしな
そして、ちょびっと思ったのはT家からはみ出していることに改めて気が付いたってことかも知れません、うちの父方親戚多いのよ、そしてみんな笑顔が美しくて。。。