雨と笑顔とシャンソンとゆりの木

ゆり北団地とか光が丘団地とか云い方色々みたいですけれど西やんからゆりの木団地の夏祭りに出てよー、とお誘い戴いたのでゆりの木、ってことでそれの最初は2009年だそうです、15年前
もちろんその時はこんなに長く歌わせて戴けることになることも、団地の皆さんとの素敵なご縁も、そしてあたしの夏の終わりを告げる句読点になることも想像していなかったわけでして
更には雨男の威力をこれ程に発揮することになろうこともまさかのおまけで付いて来る、ということも

恒例の野外ライブはやっぱり雨でした
楽屋となっているベリーダンスのサリーちゃん宅（これもなんとも不思議なご縁で毎年お世話になっている）に集まったこのお祭り大好きなお友だち達は異口同音に不安がっています、あたしの出番前、20時くらいからやっぱりの豪雨となって来たわけで
あたしはこのお祭りの為に作った紫のエレガントな衣装を着ながらもうどうにでもおなりなさんな、の心境です
去年は降らなくて一昨年は雨、そしてやっぱりこの確率のすごさに我を呪うが仕方ない、だってほんとに雨男なんだもんー、このステージ3回に一回は雨だな、もっとかも

ということで出番をテントで待機していたら子供さん達が外でずぶ濡れで叫んでいます
「ソワレ来てるの？やらないの？」
あらなんでしょうか？と顔出したらみんな大喜びではないですか、そして雨
あー、このポジションにいるシャンソン歌手ってあたしくらいだろうなあ。。手を振ったらみんな飛び跳ねて喜んでいるではないですか
わかりました、わからないけど、どうしてあたしがこの街の子供たちにこんなに受け入れられているのでしょうか
まあいいや、やったれ、今日はみんなが飛び跳ねられるナンバー沢山用意して来たからねー
衣装ぐちゃぐちゃ、汗だくで9曲、50分みんなでひとつになってやりました、途中雨も上がったし

S君は昔にこのステージに上がったことあるって、Yちゃんはずーっと乗り乗りでオリジナルのダンスも素敵、ステージの下では大人の皆さんが輪になって踊っている
下ろしたての衣装ちょっと破けちゃったけどもういいや、これも思い出
あたしの夏もこうして終わりを告げたのでした、実行委員のボランティアの皆さま、バンドの皆さま、お友だちの皆さま、雨の中応援してくださった皆さま、そして西やんありがとうございました、またハローハッピーも行かなくちゃ、夏の思い出土砂降り日記でした