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フッカヒーリングストーンセラピーの話

少し前のこと
ラピデムアカデミー主宰のフッカヒーリングストーンセラピー講習に参加してきました。

ラッキーなことに、私はベーシックとプロフェッショナルの3日間参加できるチャンスに恵まれました。

素晴らしい師との出会い

この3日間はとても素晴らしい時間でした。
何よりもラッキーだったのは、フィンランドに住むカレリアンソープストーンを作ったRIITTAさんと共に過ごせたことだと思っています。

理学療法士、鍼灸師として35年以上活動しているキャリアも素晴らしいし、何より温かさに溢れ、手から伝わる癒しのパワーがすごくて、心の温かさが漏れ出てる感じ。


兼ねてからお客様への想いは伝わること。
ストーンは手と同じ。手で行うことをストーンに置き換えればいいと伝えてきた私ですが…
もうさ、私はまだまだ伝えきれてなかったし、手と石は一体化できていなかったなと感じます。

私は、英語とかてんで分からないんだけど、RIITTAさんの言葉を一言も漏らさずに聞きたいし、感じたくて、全身で吸収するつもりで3日間過ごしたのでびっくりするくらい消耗しました。
(普段は、10:00〜18:00でレッスン。その後施術とかしたりしてるけど、生徒側はこんなにハードなのかと反省したほどです。)
3日目は終了の感動で元気いっぱいでした。


あの時間を思い出し、文字にしようとすると涙が溢れてしまい、全然筆が進まなくて、受講から2週間程経ってようやく書いています。




今後、参加を検討している方は、きっとどんな技術が学べ、他との違いは何かというところが、おそらく気になるのであろうと思うのでそれを書いてみようと思う。

カレリアンソープストーンとは?


フッカヒーリングストーンセラピーで使う、カレリアンソープストーンは、フィンランドのカレリアン地方に28億年前に生まれた石です。

地殻変動が繰り返され、溶解した岩の塊が極度に圧縮され2億年かけて出来上がったこの石は4度の氷河期を乗り越え、熱や冷たさを蓄える性質を備えました。


一般的なソープストーンは、ピンク色のものが多く、優れた浄化エネルギーをもち、温かな愛のエネルギーにも満ちており、持ち主の精神を安定させてくれる効果があると言われています。
石鹸のような、しっとりした質感から、ソープストーンと名付けられたそうです。

ストーンセラピーといえば、玄武岩が一般的だと思う。玄武岩とどう違うんですか?とよく質問されるのでその違いも書いてみます。

玄武岩との違い

※あくまでこれは私の見解です。

シンプルに言うと、熱保持力と質感の違い。


一見すると、ザラつきを感じるソープストーンですが、オイルをたっぷりつけて肌の上に滑らせるととても柔らかく滑らかな質感を感じます。玄武岩と比べると石のザラつきが気になりますが、実際使ってるみるとザラつきを気にしていた方もその滑らかさと柔らかな質感に驚かれます。


エネルギーを感じることができるお客様達は、今まで受けたストーンより優しさを感じるおっしゃっいただくのでそれも面白いなと思ってます。



実際、カレリアンソープストーンは、尖った熱さがなくて、まぁるい温かさがとても長く続きます。そのため、使い始めでも素早いストロークが必要なく、フリップ(裏返しながら温度を落ちつかせていくような動き)もゆっくり行え、初心者でもとても扱いやすいと感じています。


温めずに常温で冷たいコールドストーンとしても使うこともできます。
(夏は冷蔵庫にいれておいた方が冷たい感じが楽しめるかも!)
機械で形成して作られている為、施術の際の石選びがらくちんなのもありがたいところです。



ちなみに、私が初めて触れたマッサージストーンは、玄武岩です。そして、私は過去にラストーンセラピーを学んだ2人のセラピストさんから学ぶ機会をいただき指導を受けました。



玄武岩は、石と石がぶつかりあい、自然に形成されてできたものです。(今は機械で形成されているものも多いようです…。)

その自然形成された沢山の石から、似ている形とサイズの石をペアにして、施術に使っていきます。沢山の石の中から自分の手にしっくりきて、似ているペアを探すというのはなんとも運命的で楽しい作業でしょうと想像します。


玄武岩は、とても硬い為割れにくく、石同士を打ちつけて施術に使うことがでます。

その為、凝り固まった部分に、石同士を打ちつけて(釘とトンカチのようなイメージをしてください)、熱と共に振動を与えて、緩めていくことができること。そして、石同士をぶつかり合わせることでの石の音の癒しも感じることができるのも
特徴的だと思います。


私は、音の癒しが好きなので、あえて石を鳴らしていくのがけっこう好きだったりします。
カレリアンソープストーンでも優しく音を鳴らしたりして楽しんでしまってます。
※あまり強くやると欠けて危ないので要注意です!


玄武岩は、力強くパワフルな石。
カレリアンソープストーンは、優しく包みこむような石というイメージです。

妖精の話

ちなみに、私はストーンをアナ雪に出てくるトロールではないかと思ってます。

仕事後には、桶に石とお塩をいれ入浴させるイメージで1日の疲れをとってもらい、フィンランドのボディソープ(osmia)で洗ってます。嘘みたいな話ですが、フィンランドのボディソープで洗い始めてから、「ストーンいいわー」とお客様からの反応がさらに良くなったので妖精達が喜んで力を貸してくれてるんだと思ってます。


優しい肌辺りとまぁるい温かさのカレリアンソープストーンは、本当に心まで温かくなるように感じてます。ストーンなしの施術が今では考えられないくらいです。


フッカヒーリングストーンセラピー講習の話


とても長くなりましたが、いよいよ講習の話です。


講習の内容は、フィンランドにてセラピスト&講師をしており、カレリアンソープストーンを作ったRIITTAさんが考案したものです。

35年以上の経験、そして、指圧、アーユルヴェーダ、中医学、リンパドレナージュ、レイキ(もしかしたらアクセスバーズも入ってる気がしてます。)様々な手法を混ぜ合わせて考案された技術です。



私は、ストーンセラピーを普段していて、ストーンセラピーをしているセラピストの方々からの要望で、ストーンセラピーの講習をさせていただくこともありましたが、それでもこの3日間はとても深い学びとなりました。

アーユルヴェーダ的なオイルの塗り方。
経絡やツボ。リンパドレナージュ的な構成。
指圧や中医学も組み込まれたストーンセラピーです。


今後は、RIITTAさん考案の技術を、ラピデムアカデミーの講師陣が受け継ぎ2024年から開催されます。


今回の3日間も、ラピデムアカデミーの講師の方々が通訳、そして技術・知識のサポートとして入られておりました。

アカデミー講師でマネージャーの寺島さんはとても知識が深く、経絡やツボ、中医学について私達が分かるようにサポートしてお話を沢山してくださいました。


この手技は、経絡の◯◯を意識して作られてますね。とか、五行のお話など。中医学を勉強中なので、施術への落とし込んだ考え方などもとても勉強になりました。


初めての方も安心して受講できると思いますし、ストーンセラピーをすでにしている方もとても深い学びになると私は思います。

久しぶりの学びの時間はとても楽しかったです!
今年は、学びに行く時間をあまり取れていませんでした。いろんな施術に興味が出てしまうことがよくないことなのかなとも思い、二の足を踏んでいましたが、今回の講習でいろんな施術を組み合わせ形にしている師に出会え、学ぶことへのモチベーションがとても上がりました。

3日間本当にありがとうございました。

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