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個展「くぼみの工作」最終報告

低い山々が連なる土地に田んぼや畑があり、鷺がのんびりとまだ稲刈りの終わっていない田んぼで羽を休めている。

そんな自然豊かな土地の中にある木造平屋建てのたべものや月のうさぎとギャラリーne。この佇まいとオーナーの人柄に引かれてお食事やお茶を楽しむお客さんたち。

ここで個展ができることが必ず貴重な経験になると、個展をする前からそんなことを確信しながら準備をし、そんな気持ちのまま、お客さんとの出会いを楽しんだ、貴重な10日間。
僕もまた、ここに集まる人たちのなかのひとりで、たまたま、木工小物の制作をしていただけ。


今回はこののんびりとした風景の助けもあって、ゆっくりとじっくりと作品を見てもらえたので、それだけ深くしっかりとこのお店と関わりのある人や地域と繋がった感じがあります。
商品とお金の交換でオシマイではない、暖かい繋がりを受け取った感じがあります。
この時期に直接お客さんと会って、作品に触れてもらって、ニコニコしながら作品を持ち帰ってもらう、つくり手としてはたまらない瞬間の連続でした。

今回はフリードリンク券をこの個展用にたくさんつくって、個展に来てくれた方々にどんどん配りました。オーナーさんの仕事は増やしちゃったけど、ここまで来てもらえただけで嬉しかったし、ゆっくりしていってもらいたかったので。

お陰さまで、今回は成功か?失敗か?と聞かれれば、大をつけてもいいほどの成功だったと思います。いろんな意味でタイミングがよかったと思います。ず~っと楽しかったし、とてもくつろげたし。
天気は初日から台風も来ちゃって晴れた日は少なかったけど、懐かしい出会いあり、新しい出会いありのいい展示会になりました。
本当にみなさんありがとうございました!

来月の1日(日)にここのお庭で蚤の市があります。ツグミ工芸舎も参加します。また、みなさんに会えること、楽しみにしております。

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