映画「数分間のエールを」を鑑賞した感想（外崎多め）

鑑賞した感想（激ウマギャグ）

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あるいはそこの貴方

映画「数分間のエールを」

観ましたか？

観ましたね

観てなくても知りません！！！！！！！

というわけで本題に。本記事は、タイトルの通り一般ポタクの朕がお送りする、映画「数分間のエールを」を2回鑑賞した上での感想を覚書として書き殴ったものです。もちろん脈絡もありません。外崎がぶっ刺さりまくったせいでなぜか外崎中心の怪文書になってしまっていますが、煮るなり焼くなり好きにしてください。

ビバ外崎大輔

昔から舞台装置になる船降りキャラ（言い方が最悪）が大好きなので、もちろんこの男が刺さらない訳もなくおしまいになってしまった。2回目まじで外崎のことしか見てなくてすみません。

織重先生のMCのとき、意味深なカットにより映し出される外崎の背中に初回で気付くべきだった。「俺の気持ちを分かってないからだ」男、初見で未明なんか喰らおうものならぶっ刺さりですよ。最初に聴いたのがあの時のビオトープだったら未来も変わっただろうに。そして朝谷くんはかわいいね  1時間経たないうちに一度へし折られることをまだ知らない男。何も知らない朝谷彼方くん。

時は流れ（流しすぎてゴメン！この記事は外崎怪文書なので…）、親友の喧嘩シーンでもれなく泣いてしまうキモオタクこと朕。才能を持ちながら決定的な光を見つけることができない外崎、MVという光を見つけた後でもどこかでずっと外崎のことを僻んでいた朝谷、あの夜においてどっちも救われていないよーっ！𝑪𝒓𝒚  朝谷の都知事賞の回想シーン、朝谷の絵にだけ色がついてるの苦しいよ。彼にとって、間違いなく絵は青春の一部ではあったんだろうね。

あと豆知識なんですけど、朝谷ってこの映画において基本下手・男（しもて・ボーイ）なんですよ。走るのも上手に向かってだし、部室で完成したMVを見るときにも1番左の席に座っている。絶対に上手側にものづくりの気付きを与えてくれる先輩達がいる構図なんですよね。先の場面においてもそうで、上手にいて街灯が当たっている外崎と下手で暗い朝谷の対比構造を際立たせる構図。ま、外崎はこれから家に帰るから暗い下手に向かって歩いていくんですが。朝谷くんは外崎が美大受験を諦めることをまだ知らない。

織重先生と外崎って確実に2回は会話を交わしているはずなんですが、本編は朝谷中心なのでそこへの公式言及がないんですよね。いったい何を話したんだ、教えてくれ。プライバシーを捨ててくれないか。

して、その会話は明かされずとも外崎大輔 No. 51は容赦なく朝谷と織重先生の手に渡るわけです。「才能ってなんだ？」と塗り直されたまま放置されたキャンバス、そして先生から外崎の進路を告げられることで朝谷は「俺の気持ちを分かってない」の真意を知る。外崎も外崎で英語の勉強なんてしちゃうもんで、朝谷（ともちろんおれたち）にとっては情報過多だよここの数シーン。あとこのNo. 51が地味に織重先生との対比でもあったことに2日前ぐらいに気付きました。初期は表現そのものに楽しみを見出していた織重先生がNo. 100で終止符を打ったのに対して、外崎は他者からの評価によってものづくりを始めているのでNo. 51。もちろん楽曲数とスケッチブックの冊数を数えること自体はナンセンスなんですが、共にNo. という表記が使われている以上言及せずにはいられなかった。許してクレメンス。

ものづくりの意味が分からなくなってとりあえず作品作りに日々を費やす朝谷（ここ外崎体感ポイントです）。そんな中萠美ちゃんの助言を得て一念発起、ナンバープレートを確認することで海岸まで織重先生を追っかけまわすことに成功します。そしてここから朝谷のの告白シーン激アツですね。全然泣きます。ハンカチが足りないんじゃないの。でんて、織重先生と朝谷はMV制作に勤しむわけです。織重先生が335の出品を取り消すことで、少額値下げの購入希望を出して織重先生をぐちゃらせたいというおれたちの邪な感情も取り払われ、ついにMVが完成しました。

の前に、流れ星の話をしましょう（ギャーッ❗）おれたちオタクは都合がいいので少ない供給でも食いつないでいけるのです。具体的にはおはじきさんが公開日にツイートした外崎イラストですよ。この絵のポイントはふたつ、流れ星とネクタイの色です。流れ星はもう言うまでもなくMV制作のときに朝谷と織重先生が見つけた星のことですね、それを輩が掴んでいらっしゃると。そしてネクタイ、これはおれの解釈上は「こうなりたいの旗」であり、完成版MVの金色の旗なんですが、この解釈どうですか？そうだと嬉しいです  おれより

てなわけでMVの話をします！このMVの題材が歌でもMVでもなく絵なの、ヤバくないですか？朝谷が筆を折ったこと、外崎がキャンバスを白く塗りつぶしたこと、そして美大受験を諦めたこと。全部があったから意味をなすテーマですよ。ありがとうございます。このMV、どう考えても先生と外崎へのエールなので、先生の心が動いたように、外崎の心も動いていると嬉しいヌァ……などと思ったりします。実際どうだったんだろうね⁉️第一弾特典のコミックスでみんなも確認しましょう。

読みづらい駄文、大変失礼いたしました。主に上手下手の話がしたかっただけなので満足です。あとフレデリックを主題歌に起用してくださり、大変ありがとうございました…(;o;)映画館でCYANのイントロの心音が聴こえたとき、おれがもう少し非常識だったら声を出しながら席を立っていたと思われる。フレデリックがきっかけで今回映画を観るに至ったんですが、こういったものづくりでの繋がりが新たな出会いのきっかけになることがめちゃくちゃあったけぇ。朝谷がMV制作に至ったきっかけも動画サイト上のファンメイドMVのようですし、この映画が誰かの心を動かしたり、次の出会いの道標になるのかなーとかぼんやり考えたりしています。最高！あと2回見たい。