Amazing Grace物語

さきほどテレビで”アメイジンググレース”を歌っている人がいました。

Amazing Grace, how sweet the sound
That saved a wretch like me
I once was lost, but now am found
Was blind but now I see

驚くべき神の恩恵、なんと甘い調べであろうか
私のようなあさましい者をも救ってくれる
かつて道をはずれた私が神に導かれ
見失っていた世界を見出すようになった

もともと英米では有名な曲だが、1970年にJudy Collinsというフォークシンガーがアカペラで歌ってヒットして、より広く知られるようになりました。 ちなみにJudy CollinsはJoni Mitchellの ”Both Sides Now(邦題:青春の光と影)”という曲のカバーを大ヒットさせた人。

”Amazing Grace”は200年も前にイギリスで生まれた曲。
作者は若い頃、奴隷船の商人で、信仰心もない人だった。
ある日アフリカからイギリスに向かう船が嵐に巻き込まれる。
降り注ぐ風雨、迫りくる大波に、もはやこれまでかと思う。
ところが突然風雨は止み、海は穏やかな水面に。

この奇跡にあった瞬間、彼は自分のような愚かな者さえを救ってくれる
神の力に目が覚める。
そして奴隷商人をやめ、信仰に身を捧げ牧師になる。
その時に書いたのがこの詞。
この物語を知ったとき、この曲がますます好きになりました。

































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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