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『英語は苦手』は勘違い!

考えてみると、この世界には英語をネイティブとしている人が英米豪加だけでも6~7億人。 これにインドやフィリピンなどほぼ英語を使う国や仕事や学問で普段から英語をよく使う人を合わせると、20億人を超えるのではないでしょうか。
そうすると日本人だけが英語が苦手という方が不自然な気がします。

以前に高校の時のホームステイの事を書きましたが、その時同じグループの中に中学一年生の子が少なからず居ました。 What is it?  This is a pen. 位の英語しか学んだことがない子が一か月間アメリカ人の家庭に暮らす、それがちゃんと成立するばかりか最終日にはそんな子が大泣きして別れを惜しんでいるわけです。 これは結構な驚き、これって何なのでしょう?

そもそも日本の幼児を海外の幼児の集団の中に入れると、いつの間にか一緒になって遊び始める。 よくわからないコミュニケーション方法でちゃんとお互いの意思が通じる。 やがては子供の方が早く英語を習得する。
英語がペラペラだと思っていた米国駐在員が、その家庭を訪問すると子供たちの方がよっぽど流暢な英語で、その家庭の中ではお父さんの英語が一番ネイティブに近くないことに驚く。 これって何なのでしょう?

オジサンだって頑張っています。 私はメーカーに勤務していたのですが、高卒製造畑で10年以上日本語しか使ってこなかった人が大勢います。 日本の製造工場が海外生産にシフトしたころ、こういった人がいっぱい海外工場に異動を命じられました。 でもそこを訪問すると、英語なんてできっこないと思われたオジサンが結構上手に現地のメンバーとコミュニケーションを取っているのに驚かされます。 これって何なのでしょう?

要するに自分が英語ができないと思っている人の多くは思い込みなのです。 きっかけ、経験とコツさえ分かれば英語の道はおのずと拓けていくはず。
日本に暮らしている日本人なら、自分は日本語は苦手です、なんて言わないでしょ。 国語が苦手な人なら居ますが、それは漢字の書き取りや文章解読力などであって、日本語のコミュニケーションとは全く別物。
では、英語はどう?
きっかけと経験とコツ。 
これを知ればあなたも身につけられるのでは?

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