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●おめでとう!19歳の娘と私

毎年この日は必ず

生まれた(産んだ)瞬間を思い出す


初めての出産は文字通り初めての事ばかりだったけど、3日がかりの出産なんてどこ探しても載ってなかったよー。

予定日を約2週間過ぎて、激しい前駆陣痛に震え、緊急入院からの3日間の陣痛の末の、出産。

10月31日だから、10時31分が出生時間になるといいな、なんて呑気に考えていたら午前中は過ぎてしまい、こうなったら夜の10時31分だな、と(笑)

結局ラストは我慢しきれなくて(え?)午後10時14分。惜しい!


生まれてすぐ、早く喋らないかな~って思って。あっという間に喋るようになって、気づいたら意思疎通ができていて、会話が普通に成立していて、ドラマの感想とか言い合って。


「この人の子供が欲しい」なんて、初めて思ったから結婚したんだけど、まぁ、結果離婚してるわけで。でもね、子供が欲しいという私の心の叫びは間違ってなかった。

こんなこと言ったら、娘本人はどう思うかわからないけど、私のために生まれて来てくれたんだって心底思う。

存在にどれだけ救われてきたか、今ならわかる。


大変、うんそうね、大変じゃなかったって言ったら嘘になる。

でも、いたからこそ、健康に気をつけたり人間らしい生活を保てたと思うし、向き合って話し合って喧嘩して追体験して、私自身がこれまで生きてきた道を見直すこともできた。


大きくなっても、可愛いんだよホント。寝てるときはさ、小さい時の顔のまんまでね。こんな幸せを味わっていいんだ、って感謝しかない。


私は全然母親らしくないと思う。

最初から、人生の先輩として接するだけだし、家族はチームだからって考えてたから。

約8年前からは、監督もマネージャーも看護師も給食のおばさんも、全部ひとりでやってるけど、これは役割なんだろうね。


娘が生まれて間もない頃、高校の同級生が『育児は育自』ってハガキに書いてくれた。その言葉は今もずっとそうだなって感じている。


長女が19歳なら、私も母親19歳。来年成人式じゃないかー。

私も着物着て、母親成人式やろうかな(笑)


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