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僕がPerfumeを推し続ける理由

こんにちは。

はじめましての方は、はじめまして。

映像制作のお仕事をさせていただいている21歳の大学生です。(休学中)

僕の大好きなグループPerfumeが「School Of Lock!」を卒業するので、
「なぜ僕がPerfumeを推し続けるのか」について話させていただけたらと思います。

謙虚な姿勢

Perfumeファンの方がPerfumeファンを続ける理由の一つとして圧倒的に多いのがこれだと思います。

もともと、Perfumeは広島のアクターズスクールに通っていた3人で結成されたグループです。

Perfumeは2000年に「ぱひゅ〜む」として結成されました。
当時はのっちではなく、違う女性がメンバーとして入っていましたが、その方が脱退し、2001年にあ〜ちゃんが軽い気持ちで誘ったことで、のっちが新しくメンバーとして活動することに。

活動と言っても、当時はいわゆる「下積み時代」で、ビラ配りなどの泥臭いことも多くこなしていました。
観客が、家族と数人だけのライブなども経験しました。
2005年のメジャーデビュー、そしてブレイクする2007,8年あたりまではかなり苦しい状況に置かれていたんです。

実際に、解散しそうになったことも何度もあるそうです。

例えば、Perfumeの楽曲を手がける中田ヤスタカがPerfume解散を覚悟して提供したと言われている「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」という曲はファンの間でも有名で、特別な楽曲の一つとなっています。

僕も個人的に大好きです。

そんな下積み時代の経験が長く過酷だったPerfumeだからこそ、
今では世界中でその名を馳せているにもかかわらず、驕り高ぶることなく、謙虚な姿勢は変わりません。

ライブやラジオなどを聞いていると分かることですが、3人とも信じられないくらいの人格者です。

3人とも個性がありますが、やはり苦しい時期を乗り越えた3人の核には
「周りの方々への感謝」という共通の気持ちがあるのでしょう。

ちなみに、彼女達のお辞儀の深さはファンの間でも有名です。

レベルが桁違いのパフォーマンス

これはファンではない方にも共感していただけることでしょう。

Perfumeのパフォーマンスのレベルは世界と比べても圧倒的に高いです。
以前、紅白歌合戦で披露した「Flash」は、

「もはや何が起こっているか分からない」

などと大きな話題になりました。

そもそもピンヒールであそこまで踊れるというのはもはや変態のレベルなんですが、それでいて踊りが寸分狂わず揃っているというのは、長い時間を共にしてきたこの3人だからこそできる「芸術」だと思います。

しかもそれをまるで簡単にこなすので、意識しないと凄さに気づかない、
「お前はもう死んでいる」みたいな感じですね。

また、Perfumeのライブ映像などを見ていただけるとわかりますが、
一つ一つの演出のクリエイティビティが桁違いです。

これは3人がすごいというのももちろんありますが、
“チームPerfume“がクリエイティビティのステータスMAXみたいな変態集団だからです。

4人目のPerfumeと言われるMIKIKO先生の振り付けをはじめ、パフォーマンスを構成する一つ一つの要素に無駄が一切なく、洗練されています。

中田ヤスタカの作り上げる楽曲ももちろん、時代の最先端をいくような映像演出、クリエイターとして嫉妬してしまうほどのレベルです。

むしろ嫉妬すら烏滸がましいかもしれません。

3人の仲の良さ

グループだと「不仲説」などが付き物というイメージがありますが、
Perfumeのファンで「不仲説」を”1mm”でも信じている人はいないでしょう。

仲が良すぎるんです。

2021年3月で13年の歴史に幕を閉じる“School Of Locks!“のレギュラーコーナーである“Perfume Locks!“ではその仲の良さを毎週見せつけていました。
(個人的にラジオ大好きなので、すごいショックでした。)

メンバー曰く、あれは“楽屋“だそうです。笑

まるで友達が話しているのを近くで聴いているようなあのラジオが大好きでした。

2015年に公開されたドキュメンタリー映画でも3人が楽しそうに海外の街を歩いているのを見て、心が温まったファンも多いでしょう。

ちなみに、その映画の主題歌「Star Train」は、Perfumeの3人の中でも特別な楽曲になっています。

そしてこの3人の仲の良さは、バラエティ番組でも発揮されています。

Perfumeファンの中ではもう既に有名だと思うのですが、
この3人のトーク、芸人さんかと思うくらい面白いんです。

あ〜ちゃんは独特な雰囲気で爆笑をかっさらっていきますし、
かしゆかのズバッとしたコメントや、のっちの少し天然な発言も、最高です。

3人は「日本」を象徴している。

Perfumeが日本人だけでなく、多くの海外のファンを持つ理由はここにあると、
僕はそう思っています。

というのも、今まで紹介してきた魅力は全て「日本」を象徴していることに気づいたでしょうか。

・驕り高ぶらず感謝の気持ちを持ち続ける姿
・テクノロジーを取り入れたテクノポップというジャンル
・数々の苦労や困難をファンには見せない謙虚さ

日本にはお辞儀などの「感謝する」という行為・気持ちに特別な思い入れがあります。

例えどれだけスキルやパフォーマンスが優れていようと、感謝の気持ちを忘れて驕り高ぶっている人が、ここまで愛される人間になることは到底できません。

Perfumeは長い下積み時代を経験し、苦しい状況を知っているからこそ、
今でもこうして感謝を忘れずに活動できているのだと思います。


テクノポップというジャンルを生み出した中田ヤスタカは本当に天才だと思いますが、それを完璧に表現していく3人の表現力あってこそです。

今でこそ違和感を感じず多くのアーティストが取り入れている「加工した声」は
以前は色々な意見がありました。

今考えると、Perfumeは「現在という未来」にいたのでしょう。

日本はテクノロジーなど細かな技術に長けていると言われています。

Perfumeのライブパフォーマンスは日本の技術を集約した、言うなれば世界最先端の技術でもあるんです。

海外の方の「さすが日本だ!」というコメントもYouTubeでよく見かけます。


そして何よりもPerfumeの魅力となっているのは、努力や苦難を見せないその謙虚さだと思っています。

社会現象にもなった「鬼滅の刃」は、要所要所に日本人の和心なるものが織り込まれていた為、深層心理で日本人の共感を呼ぶことができたと言われています。

Perfumeにも同じことが言えると思います。
いつもニコニコ楽しそうに活動する3人ですが、芸能界はそんなに楽しいことばかりではないはずです。

実際に解散しそうになったこと、売れずに伸び悩んだこと、連日のライブなどで体力的に厳しい日々が続いたこと。

多くの困難があったことでしょう。

それでもPerfumeはファンの前ではそんな姿を見せることはありません。

僕はここに、Perfumeの「日本人」を感じます。

ちなみに、「Display」という楽曲は、数ある楽曲の中でも1番「和」が感じられる楽曲だと思っています。よければチェックしてみてください。

おわりに

まだまだ魅力は尽きないんですが、ここからは僕よりもっと熱いファンの方がどこかで代弁してくれるでしょう。

可愛らしくも大人な女性に進化しているPerfumeは、これからも多くの人を勇気づけ、多くの人に愛され、そしてまだまだ前進していくはずです。

1人のファンとしては、School Of Lock! の卒業などを聞くと、なにか少し勘ぐってしまう部分もありますが、何があろうとPerfumeは最高なグループです。

チームPerfumeは最高なんです。

どこか刹那的で儚い物語を見ているような感覚ですが、

今からでも遅くありません。

コロナが終わったら、一緒にライブに行きませんか。

これが僕の「願い」です。


最後までお読みいただきありがとうございます。

ではまた。







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