Dis-easeの幻のブリッジ

朝起きたら、夜更かしジョングクが
「ハハッ、急に思い出したんだよね〜」
みたいなテンションでとんでもないものを投下してましたね〜。

みなさん聴きました?びょ〜ん(※병)の。Bメロ的な。アレ。

私は朝から何も手につけれなくなりました(突然のLights)。
これをしっかり消化しないと何もできねえな...と悟ったので、
私による私のためのJK消化活動をしていこうと思ってこれを書いています。

とりあえず歌詞を書き出して和訳していこう、

と思ったのですが、

色々調べてたらどうやらこの歌詞は既存の2曲のマッシュアップみたいです。

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It's raining again
Tell me something that I don't know
This place can make you dizzy
(Skylar Grey - It's raining Again)

(試訳)
また雨だよ
何か面白い話をして
ここだと参っちゃうでしょう

出だしのこの部分は、Skyler Greyという方のIt's raining againという曲の出だしの歌詞ですね。
(最後の行は、ジョングクはThis place will make you dizzyにしてると思います)

YouTubeを見に行ったらもうすでにコメント欄がアミで溢れていました。
やはりアミはFBI。

ずいぶん違う雰囲気の曲から持ってきたな〜。
グクはアミがこの曲にたどり着くのはお見通しなんだろうから、
この曲全体を聴いてグクの意図を妄想してしばらく楽しめそうです。(オタク)

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(This place can make you dizzy)
that it all comes slowly

Oh rain, keep pouring
And there's nothing further
Once more we're feeling cool
You stop breathing and take fall from top, oh

(試訳)
(ここだと参っちゃうでしょう)
全てがゆっくり進むから

雨がずっと降り続いたらいいのに
それ以上は何も起こらなくて
もう一度いい気分になれたら
君は息を止めて、てっぺんから飛び降りる

さあ始まりました、私による空耳パート!!
そこそこ頑張ったけどマジで空耳です。
最後のbreathingとかbreedingにしか聞こえないけど
ここで繁殖してないだろ、、、と思ってひとまず息止めておきました。その程度の耳です。

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Darkness fears Your voice
that drove it back before
and though the night is long
I know Your light will drive it back once more
(Elevation Worship - Authority)

(試訳)
暗闇は神の声を恐れている
暗闇が取り払われてしまったんじゃないかって
夜は長いけれど
神の光が、もう一度闇を取り去ってくれるはず

こちらはElevation WorshipのAuthorityという曲からの歌詞です。

歌詞を見て"Your"が大文字になっていて気づいたのですが、キリスト教の曲ですね。
Elevation Worshipというグループが、そもそも教会などで活動しているクリスチャンのグループみたいです。

試訳しようとして考えたのは、
ジョングクはこの歌詞を宗教的な意味で使おうとしているのか?
それとも、世俗的な生活に置き換えて使おうとしているのか?
というところ。

キリスト教のコンテクストで考えれば、
(私はクリスチャンではないので不正確なところがあったらごめんなさい)
Your voiceというのは神の声だし、Your lightは神の光ってことになる、思います。

う〜ん、、、、でも、個人的には、宗教色のない文脈で捉えたいかな〜。
「君」の光があれば僕は大丈夫だよ、みたいな。
もちろんこの曲が、そもそもキリスト教のコンテクストで書かれているのは
間違いないのだけど、
今回ジョングクがDis-easeにキリスト教感を入れたかったわけではない、のではないか? と勝手に思ったので。

ちなみにジョングクは、
"Darkness fears Your voice"のところを
"Darkness fears the voice"にして歌ってますね。
お、Youをちょっと変えて宗教色を脱しようとしたのかな?と思ったけど、
後半のYour lightはそのままだからなあ。なんともわからん。

あ〜でも、ジョングクがクリスチャンなのか知らないけれど、
彼の通っていた高校はクリスチャンスクールで礼拝があったりするとこなのよね。
そうなると自然と日常と宗教を混ぜ合わせて世界観作ったりするものなのかなあ。無宗教かつ宗教なしスクールに行っていたのでわからない......

でもとにかく、このAuthorityいい曲だ、普通に泣いちゃいそうな曲だね。
私キリスト教徒じゃないけど、このバックコーラスがめちゃめちゃいい。
クリスチャンのアミは嬉しいだろうな〜。

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I know my God is for me
so what have I to fear ?
For nothing will deny Him
the glory that is His
(Elevation Worship - Authority)

(試訳)
神は私のためにいる
だったら、何も恐れる必要はないじゃない
神を否定するものなんてないのだから
栄光は神のものだ

......ああこれはどう考えてもキリスト教だ。
YouならまだどうにかなったけどGodとかHisとか言われてしまったらねえ。
世俗的に捉えるの無理でしょ。
先程の「この歌詞世俗的に使ってる説」は諦めよう!

ここも先述のElevation Worshipの歌詞から引用しているわけで、
だいぶ神様感が強まってきてますね。(語彙力)

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ここまで私が適当に訳した歌詞をくっつけてみると、

また雨だよ
何か面白い話をして
ここだと参っちゃうでしょう
全てがゆっくり進むから

雨がずっと降り続いたらいいのに
それ以上は何も起こらなくて
もう一度いい気分になれたら
君は息を止めて、てっぺんから飛び降りる

暗闇は神の声を恐れてる
暗闇が取り払われてしまったんじゃないかって
夜は長いけれど
神の光が、もう一度闇を取り去ってくれるはず

神は私のためにいる
だったら、何も恐れる必要はないじゃない
神を否定するものなんてないのだから
栄光は神のものだ


え〜〜〜わからん。難しいよ〜。教えてジョングクくん。

なんとなく、前半は雨が降ってて穏やかな感じがして、
でも前半の最後に飛び降りるところからスピード感が出る感じがするなあ。
メロディーもそこから疾走感出るし。

Dis-easeはコロナ禍の活動が描かれた曲だけど、
出だしの「また雨だよ」はコロナが終わらないこの感じの比喩になってると思うと
とてもしっくりきました。全てがゆっくり進むし、おかしくなりそうなのも納得。

ただそのあと、雨が降り続いたらいいのにってくるのはなんでだろう?
(※なお空耳ゾーンのため考察対象そのものが不安定)
私は自粛を免罪符にハッピー引きこもりライフをエンジョイしてるので、もちろんコロナで苦しむ人が1日も早くいなくなるように願っているけど、また社会生活に戻るのはちょっとだるいなと思ったりしてるよ。
まあジョングクさんの場合はこんなに投げやりじゃない理由でしょうね。この「人前にあまり出ない期間」独特の安心感とか、また世界を飛び回る生活に戻ることへの恐怖とか、あるんですかね。あ、すいません、オタクの想像です。ジョングクが温かい人たちに囲まれていつでも幸せでいますように。それだけです。

Dis-easeで実際に採用されている歌詞でも、夜の話が出てきているし、
(가보자고 one more night (行こうよもう一晩)とか、
영원한 밤은 없어(永遠の夜なんてない)とか)
そことリンクする歌詞として、Authorityを引っ張ってきたのかな〜と思ったり。

Authorityからの部分は確かにキリスト教のコンテクストが大きいけど、
光が闇を拭っていくイメージとか、恐れるものはないという言葉とかは、
Dis-easeのメッセージと重なる部分があるなあと、ざっくりと感じました。

お、気づいたら長文になってるし、なんなら陽も傾きはじめたぞ、
とにかくジョングクが投下した45秒のおかげで3時間くらい考え事をしてしまったので、その記録でした。

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