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過去の体験に音楽を乗っけてみたら

夜が明けると鳥たちが一斉にさえずり始めます。

一体なにをワイワイ話してるんだろう?。

今現在はまだ、鳥さんたちの言葉はよくわかりません。笑


自然界の音は、細胞の修復をしてくれている、と言われます。

機械を通して聞く音源ではそれは起こらないそうなんですね。

風の音、木々の揺れる音、鳥や虫たちの音、水の音、など
いろんな自然の音を聞くと
なんだか知らないうちに身体の調整が起きているらしいですよ。

オルゴールも良いそうです。


先日、中島みゆきの番組がやっていて
久しぶりに歌を聴きました。

私はあまり歌詞は聞いていなくて、メロディーばかりなのですが
中島みゆきの音楽を聴くことで身体の奥からなにか
不思議な感覚が浮かび上がってきます。


彼女の歌は、ドラマの主題歌にもよく使われますね。
ドラマの内容をさらに豊かに引き上げてくれます。


ふっと・・
中島みゆきの歌を頭の中で繰り返しながら
そこに、自分の過去の記憶を乗っけてみたのです。

すると、

めっちゃ良いドラマになるんですよね~!笑

みなさんも、自分の想いが強く乗っている曲に
過去の想いでをくっ付けて流してみてください。

臨場感が溢れ、さらに
ドラマティックになりませんか?(≧∇≦)


はかせ、なにアホなことやってるの?
というツッコミが入ってきそうですが。

これはとても豊かなことなんです。


私たちはドラマを生きている


頭はつい、
辛いこと、しんどいこと、面倒なことは嫌で
楽したい、楽しいことが良い、幸せで居たい、と思います。


しかし、過去の経験を思い返してみると
自分がとても成長した体験や、
とことん情熱を注いだことって、
その瞬間は超大変だったことがほとんどだと思うのです。

ふふ~ん♪って楽しんでいた日々に
あまり感動はなかったり、
手応えも感じていないのではないでしょうか?


しんどかった、辛かった経験は、思い出すと
もう、あんなこと経験したくない!と感じます。

そのような、ちょっと
しょっぱい記憶、悲しみや辛さも引っ張り出してしまう思い出たちに
身体が感動して震えるような曲を乗せて思い出してみると

なんかドラマを見ている観客のような気分で
過去の記憶が素晴らしい作品に感じられます。


あぁ、そもそも私たちは

「ドラマ」を生きているんだな、と腑に落ちるんですね。


自分がドラマや映画を見ていて
その登場人物になりきってみているときは
とてもその内容に入りきっています。

その時の方が感動が大きいと思うのですね。
同時に、いろんな感情もい~っぱい味わい切っています。

しかし、
このドラマは、○○で△△で・・・と俯瞰して見ていると
感動もしません。
感情が揺れなさすぎる内容では面白いと思うこともないでしょう。


つまり、
私たちは無意識に
感情をいっぱい揺れ動かし、翻弄されているとき、
渦中にはまりきっているとき、こそ
そのドラマ(人生)を満喫しているのです。


もう一度、感動する曲とともに
もう、あんな経験はしんどいから嫌だなと思っていた記憶を思い出してみると
「めっちゃ感動してたじゃん、私!!」
って感じました。


すると、

あぁ、精一杯生きていたな・・・

がんばってたな・・・

味わい深かったな・・・

と、その過去をそのまま丸ごと受容していました。


良いも悪いもなくて、
どんな内容が素晴らしいとかもなくて、
そのとき、その瞬間で、生きていることが
最高のドラマなんだなと感じたのです。


その大前提の上に・・・

何をやろうか?
と選択できることが本当の自由なんですね。


理解するだけで受容が起こる


すべてを受け入れ赦すなんて
私たちはなかなかできないものです。


しかし、
「あぁ、そうなんだ」
「そうだよね」
って、受け止めることはできますね。


理解するだけで受容は起きます。

自分をあるがままに
受け入れようと
何かをする必要はないのです。


でも、
何かをしても良いよね。

過去の全ては、そのときそのときの
自分の精一杯の象徴です。

その精一杯の選択を否定する必要はなく
それが自分の味わいになっていて
ドラマを最高に演出してくれています。


ドラマ観ていると

「なんでそこでそれやるのよ~!」
「どうして素直にならないのよ~!」
ってこといっぱいありますね。笑

でもそれこそが、切なさや味わい深さを生み出してます。

私たちもそんな存在です。


どうして私ってこうなんだろう・・・。

そんなセリフ、はかせ自身も
毎日のように自分に言っています。( ̄▽ ̄)


そんな言葉を自分に向けたら、
中島みゆきの歌に乗せて記憶を思い出してみたいと思います。


みなさんもやってみたらどんな感じだったか、
メッセージなどで教えてくださいね。


岡本民江かなやまなほこ の総合研究室


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