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創業130周年記念朗読劇 チケット特典について

創元社創業130周年記念イベント『声優朗読劇フォアレーゼン~無頼~』の開催を記念して、2つの特典冊子を製作しました。数量限定の特別刊行物ですので、ぜひこの機会にお手に入れください!


特典① 『夫婦善哉』創元社初版簡易復刻

『夫婦善哉』創元社初版簡易復刻 書影

織田作之助の代表作にして初の単行本『夫婦善哉』の創元社初版(1940年刊)を、デジタルスキャンで装丁・版面もそのままに復刻しました!
刊行直後、当時の社長をして「何んでこんなとこ削らなあかんのや」と言わしめた検閲により、数ページ断裁のうえ普及した本書ですが、今回は検閲前の無修正版を底本に製作しています。

収録内容:
『夫婦善哉』
『放浪』
『俗臭』
『雨』
『探し人』
仕様:四六判・並製・258頁
定価2,200円(税込)


特典② 『織田作之助 新聞小説セレクション』

『織田作之助 新聞小説セレクション』書影

オダサクが1943~47年に連載した5つの新聞小説のうち、戦後直後の京都・大阪を舞台にした『それでも私は行く』、『夜光虫』2作品を書籍化。
新聞連載版のテキストを再編集し、三谷十糸子、小磯良平による挿絵も全点収録。さらに全集未収録の掌編7点と、斎藤理生(大阪大学大学院教授)の解説を付した、ファン垂涎の豪華特別編集版です。
装丁の署名、題字はオダサクの直筆原稿より抽出しました。

収録内容:
『それでも私は行く』京都日日新聞連載版(単行本・全集版とは少し異なります)、挿絵:三谷十糸子
『夜光虫』大阪日日新聞版(単行本・全集版と同じです)、挿絵:小磯良平
付録 織田作之助全集未収録資料
(コント「近頃大阪色」、コント「禍なる哉長髪」、評論「関西の文学運動」、評論「大阪の文学 地方文学論の否定と真の大阪的な作家としての西鶴論」、随筆「女と婦人」、随筆「自戦記」、随筆「投書の心理」/計7点)
解説(斎藤理生・大阪大学大学院人文学研究科教授)
仕様:四六判・並製・296頁(予定)
定価2,200円(税込)

特典冊子はイベント当日の会場販売、イベント後の創元社HP通販も予定しておりますが、朗読劇イベントのプレミアムシートチケット、特典付チケットではさらにお得な価格で手に入れていただけます!
数量限定の特別刊行物ですので、ぜひお早めにご予約ください。
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