散逸、日記
久しぶりにただの日記を書いてみる。久しぶりに、と言ったけどそもそもnoteでは純粋な日記って書いたことないかも。告知とか買ってよかったものとかノウハウとか、「見られること」を意識して書いている。だからなんだって話だけど。
最近、クソどうでもいい日常ツイートもやることにした。
理由は「なんかもういいかな」と思ったから。ストイックに告知に徹し、炎上を恐れ無難なSNS運用…って、まるでプロみたいじゃん。いや、一応プロではあるんだけど。
私は本来炎上必至みたいな人間であることを自覚しているので、今までのSNS運用は(私の本来の性格を考えると)ずいぶん抑制的にやってきた。
「言っていいこと/悪いこと」の区別があまりついてないからこそ、それならもういっそ何も言わないか、中身のないことだけ呟いとこうかな、という感じ。
コロナ禍くらいからか、SNSの雰囲気が変わったように思う。(段階的に変わっていったんだろうけど)
なにしろTwitterに人が増えすぎた。
いいねも、昔は(当時はファボだった)2000-3000ファボで「バズり」認定だったのが、いつの間にか万いかないと「バズ」として認められなくなった。現在ではさらにインフレして5万いいねくらいからが「バズ」になってきたなと感じる。ホントにちょっとしたツイートで1-3万くらいいってしまう。
このツイートとか。これが?と思った。
確か、前澤社長のお金配りのときに10万いいねを始めてみて「10万いいね!?」と思った覚えがある。今じゃ10万って、まあ、よく見る。
今のTwitterは人が増えすぎたせいで、炎上や対立や差別、陰謀論も激化した。
作家のいいね欄をスクショして「この作者はこういう思想を持っています!不買しましょう!!」みたいなムーブメントが起きたりとか。
そりゃ昔からTwitterには炎上はあったものの、近頃は特に苛烈化してきた。
今の炎上って、マンキンなんだよな。どの界隈のどんだけしょーもない炎上も、なにかの事象に対してそれに本気で怒った人たちが集まって炎上になっている。まあそれは怒られて然るべきやろ、って炎上が大半ではあるが(差別とか政治とかね)、「これにそんな全力で怒んの!?」みたいな炎上もかなり増えた。
私はかの有名な「全ア」もリアルタイムで炎上の一部始終を見ていたが、(なので今「全ア」とかはしゃいでる人らは後輩なので全員敬語を使ってほしい、たかみな具合悪いんだからふざけんじゃねえぞ)、当時は「ワロタw」とか「何だこれ!?」みたいなノリで炎上していた。誰も小夜之画さんに「キモすぎる!!!!消してください!!」みたいなテンションで向かってはいなかった。マンキンというよりは冷笑ノリだったと思う。
話が飛びすぎた。まあ何故SNSで抑制的にやってたかというと、そんな中でバカ正直に自分の思考を垂れ流して怒られて不利益被るってバカみたいじゃん、と思ったからである。個人のアカウントならまだしも、一応仕事用のアカウントなわけだし。
ただ、最近はさらに空気が変わってきた気がしている。
炎上が日常化しすぎて、一つ一つの炎上に誰も真剣に取り合わなくなった。
2,3年前までは炎上すると企業は謝罪文を出したり、商品を販売停止にしたり、個人の場合はアカウントを消したりと炎上した側は結構真摯に対応していたように思う。
が、最近では炎上があまりに日常化しすぎたせいで、炎上した側もそんなに真摯に取り合わなくなった。すぐ別の炎上が始まるので、だんまりかスルーして忘れられるのを待てばいい、という感じになってきた。
稲田→フワ→中丸の炎上聖火リレーだってそう。今の炎上はとにかくテンポが早い。基本的に2,3日で飽きられて、皆新しい炎上に夢中になる。しつこい人も1週間程度でいなくなり、鎮火する。
だからまあ、いいかなと思った。仮に炎上しても、1ヶ月くらい黙ってれば鎮火するだろうし。(もし炎上したらこのブログは餌にしかならないので真っ先に消しますよ)
ちょうど1年前に(ロード/THE 虎舞竜)、出張編集部が炎上したのを覚えていますか?(愛・おぼえていますか)
忘れた人知らない人のために要旨を説明すると、出張編集部で編集が漫画を持ち込んだ人に対しひどい対応をして、それをレポ漫画に描かれて炎上したというもの。炎上したのはデジタルマーガレット編集部。
ひどい対応をしたとされる編集者もすぐに特定されていた。本名、顔、プライベートのSNSアカウント、高校時代の合格体験記などが次々と流出していた。
私は元々デジマの親戚みたいな媒体であるマンガMeeで連載させていただいていたというのもあって、ぜひデジマの添削を一目拝みたいと思ったのだが、次のイベントではデジマは出張編集部を欠席していた。
まあ、デジマについてはどうだっていいんです。(夏なんです)
で、Twitterでは各人が嫌な編集者や出張編集部の思い出を語りだし、そこから編集者へのヘイトの機運が一気に高まった。(まあ先述したようにそれもあまり持続しなかったが)。
この流れを受けて、「匿名編集」というアカウントが現れた。「匿名編集」は、編集者が漫画家から一方的にレポ漫画に描かれるのは不公平だとし、編集者の視点でこんなヤバい漫画家もいるよ、というレポ漫画を公開した。
「私は(叩かれる)覚悟を持ってレポ漫画を公開している」と「匿名編集」さんは言っていた。
当然すぐ炎上。そして絵柄からすぐに特定されていた。漫画家と編集者を兼業でやられている作家さんだった。
特定されると、覚悟を持ってやっていたはずの「匿名編集」さんはすぐに垢を消し、作家垢では沈黙を貫いた。
この作家さんのその後の動きに私は注目していた。この炎上を面白がっていたから、ではない。(まあ少しはそれもあるけど)。いつか炎上する人間として、「炎上した人はどれくらいでネットに戻ってきたらいいのか」のモデルケースが欲しかったからだ。
結果的にその作家さんは半年くらいで平常運転に戻っていた。なので私も炎上したら1ヶ月〜半年くらい放置してから復帰だな、と思っている。炎上の規模とか種類によるだろうけど。
何の話だっけ?日記だったのに炎上の話ししてしまった。
真心・人情・感謝
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