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海の向こうからの手紙で気づいたこと

おはようございます。

今日もめちゃめちゃいい天気だあああ

天気のおかげもあるけど、今、とても気持ちがあったかい。

そんなほわほわした気持ちを文章にしたくて、青空の見える窓の下でPCに向かっている。

なぜ、そんなあったかい気持ちになっているのか。

それは、今朝、書留で届いた海の向こうからの手紙のおかげだ。

手紙の差出人は台湾にいる友人。

私は大学3年の時に「台湾の学生と一緒に英語の授業をする」という研修プログラムに参加した。交換留学のような感じで、彼らがまず日本に来て日本の高校で英語の授業をし、それを私たちがアシストした。その後、私たちが台湾に行き、台湾の中学で一緒に英語の授業をした。1か月強の期間で、英語の授業を共に考え、共に勉強し、共に思いっきり遊んだ仲だ。今回手紙をくれた彼女は同じ4人チームの一員だった。今、台湾で英語の教師2年目だ。

そんな彼女から1週間前くらいに「元気?ポストカード送りたいから住所教えて~」と久しぶりのlineメッセージが来ていた。住所を伝えた2日後に「今日ポストカード送ったよ!」とlineが来ていた。それから毎日ポストを覗く日々だったが、1週間経った今日、とうとう私の手元にやってきた。

寝起きでぼやぼやした状態だったが、嬉しくってすぐに封を切った。

中には手紙が2枚とかわいいギフトが。

手紙はもちろん英語なんだけど、彼女の英語は本当に分かりやすくて、そして心に響く。心温まる言葉たちになぜか涙してしまった。

手紙の全文をここに置くことは到底しないが、手紙の中にこんな一説があった。

" You are one of the important people in my life that firmly believe in me when sometimes even I don't believe myself. "

(あなたは、自分ですら自分自身のことを信じれない時でも、私のことをゆるがず信じてくれる人生において大切な人)

それから、研修の最後に私が彼女に渡した手紙を、彼女は道に迷ったときに読み返してくれているらしい。そしてこれからも大事にするよと書いてくれていた。

私はあの時の手紙に何を書いたか、今ではもう覚えていない。でも彼女に対する率直な気持ちを書いたと思う。その手紙が今でも彼女の側にあることを知ってとても温かくうれしい気持ちになった。誰かに「人生において大切な人」と言われる日が来るなんて思っていなかった。そしてそっくりそのまま同じ言葉を彼女に返したい(lineでもう伝えた笑)。彼女の、誰にでもわけ隔てない優しさ、努力家なところ、まじめさ、かわいさ、勤勉さ、ユーモア、、もう本当に人として素敵で尊敬している。彼女は生徒に愛される素敵な英語の先生に違いない。(lineの会話からも伝わってくる。)

彼女と台湾で最後にさよならをするとき、なぜか二人とも涙したことを思い出した。もっと一緒にいたいという率直な感情があふれ出た瞬間だった。それだけ彼女のことが大好きなんだわたしは。


今回の手紙で改めて気づいた。

私がなんとなく好きであり続けている「英語」は、

ただの言葉。日本語と同じただの言葉。

だけど、この言葉が使えることで、自分の人生において大切と言える人と出会える可能性が一気に広がる。

彼女もそのうちの一人。海の向こうにいるこんなにも素敵で尊敬できる人とつながり続けられることが、私が英語を好きであり続けている理由なんだと思う。そしてこういう時に英語好きでよかったなと思う。英語に興味もってなければ出会えなかった素敵な人がたくさんいるから。

英語を勉強する理由は人それぞれだと思う。仕事のため、洋画を楽しむため、海外の本を楽しむため、パートナーと不自由なく会話するため、、、。

私にとってのそれは、「世界中の大切な人たちとつながり続けるため」なんだと思う。

英語教師になるために参加した台湾の教育実習プログラムだったけど、その後の学生生活でたくさん悩んで、結局、英語教師の道は選ばなかった。(この経緯は話すと長くなるので割愛)今の仕事では英語すら使ってない。けど、今回の手紙で「英語が好きな自分」に改めて気づいた。なんか、さすが、英語の先生だよね。(笑)

彼女が手紙の最後に書いてた一説。

" Teaching should be happy, but what I realized recently is that I have to make myself happy first.Hope you can find what you love and enjoy and love your life! ”

「あなたが自分が好きで楽しめることを見つけて人生を楽しめることを祈ってる!」

もう本当に、こんな英語の先生いたら大好きになっちゃうよ。(笑)

色々気づかせてくれてありがとう。あなたは何気なく書いた手紙だろうけど、私の心にひしひしと届いたよ。

時間がある今のうちに、自分が本当にやりたいこと、何をすれば自分が一番幸せであれるのか、考えてみようと思う。

出逢いに感謝。



タイトル写真は台湾のみんなと英語科の同期が我がアパートにきてみんなでタコパしたときの😁15人収容したのはあれが最初で最後だったよ(笑)