君がくれたもの
最近話題のCoronaさん。
君は私の4.5月のスケジュール帳からあまりにも多くのものを奪っていった。
川越で着物。部活の集まり。栃木旅行。同期の結婚式。美容師の同級生にヘアセットしてもらうこと。スペイン旅行。中国地方の旅。帰省。大好きなバンドのライブ。(まだ決まってないけど多分無くなるだろう)。留学時代の友人達とオリンピックで会うこと。後輩ちゃん(新卒)に会うこと。会社の新卒歓迎会。その他諸々のイベント。。
もちろん、これといったスケジュールでなくても、友達や会社の人と対面で会うこと、一緒においしいご飯を食べることもできない。(限られた会社の人には3日に一回は会えてるけども。)ふらっと遊びに行くこともできない。
いや、ほんとに、いろいろ奪いすぎやで。
楽しみにしてたもの、根こそぎかっさらってったね君。
でも、
私は幸いなことに命にかかわるものは何一つ奪われなかった。
よく考えたら、いや考えなくても、
上述したものは何一つ、
今やらなきゃいけないってものじゃなかった。
命がある限りいつでもできるものだった。
だから、今、集中すべきことは、
いかに自分の命を守るか。大切な人たちの命を守るか。
そういうことなんやと思う。
(まあこんなこと、みんな耳にタコできるくらい聞いているか。でも、そんな当たり前なことを私は最近痛感してきた。)
会社の経営陣もいかにわたしたち社員の命を守るか、
このめちゃ忙しい時期に、その対策を考えて実行してくれている。(これは違うNOTEに書こう)
そして、この状況下に置かれて初めて気づいたことがある。
・会いたいときに会いたい人に会える幸せ
・周りに仲間がいる状況で仕事ができる幸せ
・実家に帰れる幸せ
これは、映画『この世界から猫が消えたなら』じゃないけど、今まで何気なくあったものが、なくなってみてはじめていかに貴重なことだったのか、気づいたものたち。
他にも、
・国境を越えて今の状況を心配してメッセージを送ってくれる友人たちの存在。(この世界は本当に丸いんだなって、一つの大きな球なんだなって、思う。)
・オンラインでも全然飲み会(ご飯会)できちゃうこと。
・意外と家での一人時間にやること・やれることがたくさんあること。(見たい映画も、読みたい本も、調べたいことも、考えたいことも、たくさんある。オンラインで話したい人たちもいる。掃除・自炊めっちゃはかどる。etc.)
とかとか、新しい気づきが色々あった。
今だからこそできることに目をむけて、
いかに今までの何気ない日常が幸せだったかを噛みしめて、
ポジティブに日々生き抜きたいなーと思うこの頃。
もちろん、どうやったって、ポジティブになれない状況の人たちもいると思う。一例で言えば、世界中の33億人の労働者の81%が打撃を受けているとのこと。2億人が失業しているとのニュースもある。
暗闇の中にいる人たちの未来に少しでも光が差し込むように、
罹患中の人たちが少しでも早く回復に向かうように、
祈りながら、
私は幸いにもポジティブでいれる立場にあるから、
変わらず仕事できていることに感謝して、この状況が打開されるその日まで
目の前のことに集中していきたいと思う。
3月頭から始まり、徐々に悪化してきているこの状況、気づいたら1か月半経った。
どんな状況でも一日の時間は24時間で日々目まぐるしく過ぎていって。こんな感じでこの先も進んでいったら、終息後には、「あれ、案外早かったな。」とか思えるんじゃないかな。
正直、GW明けに終息している確信はないけど、
自粛延長されるかもしれないけれど、
何も気にせず好きな人たちに会えるようになったら、
思いっきりハグするつもりなので、
今会えていない分、思いっきり飛びつくので、逃げないでくださいね。('ω')
さ、今週も元気に参りましょう。
健康第一で。