輪郭3点+顎下脂肪吸引の手術レポート

こんにちは、そふ(twitter: @mpzzv)です。
2021年4月に輪郭3点と顎下脂肪吸引の手術を受けて、現在半年ほど経過しました。
ダウンタイム(以下DT)もほぼ終わったかな?と思うので、手術と術後のレポートを残しておこうと思います。

術後の食事や痛み、腫れなど、私が術前に知りたかったことを中心にまとめていますので、よかったら参考にしてください!
思い付いたら随時内容追加していく予定です。

また別の記事で、手術に向けて購入したものをまとめています。

※執刀医については以下のレポートで公開しています

1. 手術前後の流れ

手術が朝イチだったので、前日の夜から食事は禁止でした。経口補水液(OS-1)は手術当日朝6時まで飲めるとのことだったので、前日から起床時にかけて2本飲みました。
朝手術着に着替えて写真撮影を行い、手術室に向かいました。ちなみに私はあまり緊張しませんでした。
手術台にのって麻酔が入り、1~2分で意識がなくなったと思います。

その後はじめて意識が戻ったのは、手術室から運び出されるときでした。一瞬だけ意識が戻って看護師さんたちの声が少し聞こえました。その後また意識がなくなりました。

次に意識が戻ったのは自室に運ばれてベッドに移されるときでした。そこで「19時半までこのまま寝ていてください」と言われました。

この時、全身麻酔の影響でとにかくのどが痛かったです。水を飲みたいが飲めない・・・
しかものどに痰が絡んでいて辛い。口が固定されていて全く動かなかったので、自分で吐き出すことも、吸引してくださいとお願いすることもできず、ただただ横になっていました。

何もできないし寝よう!と試みたのですが、それまで寝てた(意識がなかった)ためか全く眠ることもできませんでした。
のどが痛い、のどが渇いた、痰が気持ち悪い。これしか考えられず時間が永遠に感じました・・・
ちなみに時計も見えなかったので、看護師さんが呼びに来てくれるのを待つしかありませんでした。

19時半になってようやく動いていいことになり、水を飲んだり痰を吸引したりできるようになったのが嬉しかったです。
カテーテルを外してもらってトイレにも行けるようになりました。
点滴はついていましたが、歩行はあまり問題なくできました。

口の周りが固定されていたのと腫れの影響で、この日はまったく喋ることができませんでした。
私の場合喋れるようになったのは手術の翌々日くらいだったと思います。
看護師さんとは気合い?で意思疎通していたのですが、筆談の道具など用意しておけばよかったです。

また術後、血の混じった痰が出るので吸引が必要でした。私の場合、10分~夜中でも数十分に1度は吸引していたと思います。
ただ昼間もずっと寝ていたためか、夜中もあまり眠くなく、寝れなくてつらいというのも私はありませんでした。

2. 術後の痛み

結論から言うと、痛みによる苦痛はほとんどありませんでした(薬でコントロールできる範囲でした)。

手術中は意識がないのでもちろん痛みはありません。
術後すぐも、少なくとも私が手術を受けたクリニックでは点滴で鎮痛剤を打ってくれていたので、特に痛みはありませんでした。

一度だけやばいかも、と思ったのは手術当日の夜中、鎮痛剤が切れてきたときです。我慢できなそうだったので看護師さんを呼んで鎮痛剤の点滴を追加してもらったところ、しばらくして痛みが消えました。

その後は基本的に処方されたロキソニンを飲んでました。私の場合1週間くらいは1日3回、それ以降は1日2回、1回・・・と徐々に回数を減らしていって、2週間くらい経ったときには薬は必要なくなっていたと思います。

ロキソニンは間隔を空けて飲まなければならないので、薬が切れてくると痛いときもありましたが、我慢できるレベルの痛みでした。

なお痛みの種類としては、歯を抜いた時にとても近いと思います。エラから頬のあたりがズキズキする感じでした。

3. 術後の食事

執刀医からは、とにかく2週間は柔らかいもの、厚い肉などは3か月以降と再三言われていました。
これは頬骨縮小をしているかによって変わってくるのだと思います。骨がくっつく前に硬いものを噛むと頬骨がずれてしまう可能性があるそうです。

手術直後はそもそも口が開かないこともあり、以下のような食事をしていました。
手術当日:水のみ。口がほぼ開かないのでジェットオイラーという道具を使って流し込んでいました。
翌日~3日くらい:流動食。おもゆ、みそ汁、スープ、ジュース、飲むヨーグルト、ウィダー的なものなどをストローで飲んでました。
翌日などは食欲もあまりなかったのですが、カロリーをとらないと腫れも引かないと言われたので色々飲みました。いったん食べ始めたら食欲が復活しました。笑
以降、術後1週間くらいまで:おかゆ、かぼちゃスープ、ヨーグルトを永遠に食べてました。色んなメーカーのを試すのが唯一の楽しみでした。このころはまだ噛むと痛かったので、嫌でもこういう食事になりました。
以降、術後2週間くらいまで:お茶漬け、麺類、柔らかいおかずなど、あまり噛まなくていいものを食べてました。
術後2週間以降:少しずつ噛むことに慣れてきて、ちょっとずつであれば割となんでも食べれるようになりました。ただ口が大きく開かないので時間はかかります。

硬い肉などは先生に言われてたとおり、3か月くらい我慢しました。
3か月たつと口の開きもほぼ元の状態に戻って、指3本分くらいは問題なく開くようになりました。

4. 術後の腫れ・内出血などの経過

手術を受ける前、私が一番心配だったのがDTが長いことです。私は会社員として働いているので、長い休みを取るのは難しいです。
GWにかぶせて10日弱の休みを取りましたが、10日ではまだまだ腫れは引かないです。
私の場合、こんな感じでした。

術後3~4日:腫れのピーク。とにかく腫れてて目などのパーツが肉に完全に埋もれてます。また目の周りの骨を削っているので内出血と結膜下出血も出てました

1週間:冷蔵庫(?)みたいに顔が真四角。まだ少し内出血と結膜下出血が残っているが、そこまで気にならないレベル
このあたりまではマスクしてても腫れを隠すのがちょっと難しいかもです

2週間:ようやく親知らず抜いたくらいの腫れに。マスクをしてればわからないと思いますが、マスクを取ると何かした感はあるので、親知らず抜いたんだよね~と言ってごまかしてました・・・。ただ親知らず抜いたにしては腫れてる期間が長いので、よく会う人には、全然腫れひかないね?って思われてたと思います。
腫れてるのは基本的に頬より下なので、頬骨縮小については、このあたりですでに変化が見えてました。(でっぱりがなくなった)

1か月:大きな腫れは引いてるので、初めて会った人であれば特に何も思われないと思います。知り合いだったら、ちょっと太った?って思われるくらいかと思います

2か月:少しずつすっきりしてくる。輪郭が見え始めて、Vラインの効果がわかりはじめるのもこれくらいからかなと思います。それまでは腫れで輪郭が隠れてて全くわかりませんでした

3か月:ほぼ腫れが引き、顎下もすっきりしました。ただ執刀医の先生からは、まだむくみが3割くらいあるかも、と言われました

5. 腫れを早くひかせるためにやっていたこと

劇的に腫れが引く対策というのはあまりないと思いますが、気休めも含めていくつか対策をしました。

冷却:術後3日くらいはできるだけ顔を冷やしました

フェイスバンド:私の執刀医の先生は術後3日間固定してれば大丈夫、と言っていましたが、不安だったので術後1週間くらいは1日中、それ以降1か月くらいは夜寝るときにフェイスバンドをつけるようにしてました

インディバ:術後1週間くらいからインディバに通い始めました。最初1か月は週に1度、以降2週間に1度くらい、術後3か月くらいまで続けました。少なくともやった直後はむくみがすごく取れます。また私は顎下脂肪吸引の拘縮もあったのですが、インディバによって柔らかくなったと思います

散歩:DTは暇だし運動不足になりがちで、家にずっといると病んでしまう方も多いと思います。散歩は腫れを引かせるだけでなく、時間をつぶす・運動不足解消の意味でもやっておいたほうがいいと思います

かぼちゃスープ:これは正直効果はわかりませんが、術後すぐはどうせ流動食しか食べれないので、せっかくならかぼちゃスープにしようと思って飲んでいました。普通においしいので飲んで損はないと思います

6. 麻痺・痺れなどの後遺症

輪郭の手術の場合、神経に近いところを触るので、痺れが出るということはカウンセリングで事前に聞いていました。
頬骨の近くも痺れはあるらしいのですが、輪郭3点をやっていると下あごの痺れが大きいので頬骨の部分はあまり感じないと思う、と言われており、私もその通りになりました。

術後1~2日:麻痺が大きく、口周りの感覚はほとんどない。(麻痺しているので痺れも感じない)
術後3~4日:麻痺がなくなってきて、痺れを強く感じるようになる。びりびりとするので不快感が大きい
術後1~2週間:痺れが減ってきたのと、慣れもあるのか、不快という感じはあまりしなくなる

それ以降、徐々に痺れは減っていきますが、術後約半年たった今も若干の痺れは残っています。生活に支障はないですが、やはり少し違和感はあるので消えてくれるといいのですが・・・

7. 一番つらかったこと

痛みの章でも書きましたが、私の場合痛みは薬でコントロールできたので、肉体的に辛いことは意外とあまりありませんでした。
一番肉体的に辛かったのは、術後すぐ、のどがめちゃめちゃ痛い中、水も飲めずじっとしていなければならなかった数時間でした。

精神的に一番つらかったのは、とにかくDTが長いので、手術を受けたのに元の顔よりブスな期間が長いということです。あまり写真を撮ったり鏡を見るととにかく病みます。(ただ記録用に写真を適度な頻度で撮るのは後々役に立つと思います)

その次につらいのは、私は食べることが大好きなので、しばらく好きなものを食べられなかったことでしょうか。特に肉が恋しかったです。

あとは、1か月くらい口の中に縫合の糸があったのが地味に気持ち悪かったです。歯磨きもしづらいし・・・。糸をとってもらったときのすっきり感はすごかったです(本来は溶ける糸だったのですが、あまり溶けなかったので1か月検診のときに切ってもらいました)

まとめると、私の場合この手術はすごく辛い、という感じではなかったです。もちろん人によりますし安易に勧めることはできませんが、やはりクリニック選びも大事だと思います。
私は痛みにすごく強いわけではないので、手術当日の夜中に痛みが出たとき看護師さんがすぐに対応してくれたのは安心でした。
中には日帰りでこの手術を行っているクリニックもあるようですが、少なくともその日は入院できるクリニックを選んだほうが良いと個人的には思います。

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