ムロのソフテニラジオ~ソフトテニスで学んだこと~No.10「人は、短期的なことはできると思って、長期的なことはできないと思う 」

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラへ↓)

https://stand.fm/episodes/611fbaefdd0924000661d711

どうも、ソフトテニス愛好家のムロです。

一般社団法人 WELL TRADE PROJECT W.A.K.Aという会社で活動したり、国際ソフトテニス連盟に協力したりして、ソフトテニス界を盛り上げる活動をしています。

このチャンネルは、僕が、Twitterで毎日更新している「ソフトテニスで学んだこと」の内容を深掘りすることを中心にお話しする音声メディアです。

本日は、「人は、短期的なことはできると思って、長期的なことはできないと思う 」というテーマでお話ししたいと思います。

本題に入る前に、お知らせをさせてください。

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あの全日本メンバーも教えてくれる!?  ソフトテニス講習会
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僕が所属する一般社団法人 WELL TRADE PROJECT W.A.K.Aの活動の1つとして、横浜市ソフトテニス協会さんの講習会のお手伝いをしています。

場所は、神奈川県横浜市瀬谷区にある「瀬谷本郷公園テニスコート」にて、毎月第2火曜日の19-21時の時間帯で、講習会を行っています。

参加メンバーは小学生から高校生までの男女で、参加費用は、誰でも一人500円です。その日の参加メンバーにもよりますが、コート2面を「初心者」と「中級者・上級者」のレベル別で分けて、練習しています。

ここ数ヶ月、「中級・上級者」のコートでは、全日本メンバーの尾上選手が講師として教えてくれていて、ちゃっかり僕自身もメモとかとっています笑 

僕が現役時代に「知っていれば、、、」と思ってしまうことをたくさん教えてくれます。他にも、全国経験者や指導実績のある方が、とても楽しく教えてくれます。

次回は、9月14日で、尾上選手も、もちろん僕も参加予定です。

興味のある方は、是非とも参加してください。

詳しくは、「横浜市 ソフトテニス協会」さんのHPでご確認ください。詳しくはこちら↓
http://yokohamasoft.wp.xdomain.jp/2021/03/22/令和3年度ジュニアナイター練習会実施要項/

よろしくお願いします。

そんなこんなで本題です。

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人は、どこまでいっても、予想する
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今回のテーマの「人は、短期的なことはできると思って、長期的なことはできないと思う」という言葉は、セミナー講師であり、ベストセラー作家でもある池田貴将さんという方の、「人は、1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価してしまう」という言葉を、僕なりの言葉に変えたものです。

どうことか説明していきます。

ソフトテニスで説明していくと、例えば、大会に負けたりすると、「次は勝つために、これからいっぱい練習する」と強い気持ちで思ったりすることってあるでしょう。この時に思っていることは、「短期的に、頑張れば上手くなれる」というものです。

だけど、結局続くのは次の日くらいで、いわゆる三日坊主になったりしがちで、終いには、1ヶ月もすればあの時の気持ちはどこえやらという感じになったりする。これは、ダイエットとかでも一緒で、経験がある人も多いのではないでしょうか。

では、逆に長い目で見てみましょう。

「1~2年後に、あなたが理想としたり、目標とする選手のような結果が出るでしょうか」と言えばどうでしょうか。例えば、全国大会どころか、地方予選ですらまともに勝ったことないけど、1年後に全国大会で入賞するまでになるといったものです。

このような質問になると、短期的なものは「できる」と思いがちなのに対して、ほとんどの人が、この長期的なものは「できない」と答えます。

未来のことなんて誰にもわからないのに、長期的なことに関しては、「いやいや、そんなことは、僕なんて無理だよ。できっこない」と予想してしまうのは、多くの人の特徴なのです。

これが、「人は、短期的なことはできると思って、長期的なことはできないと思う」ということです。

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県大会に出たこともない選手が、全国トップに勝った事実
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僕は、池田さんの言葉「人は、1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価してしまう」を聞いて、すぐに思い出した選手がいます。

僕の一番弟子ともいうべき、大学時代の後輩であり、彼の大学時代の成長は、まさにこの言葉通りでした。

彼は、後衛だったのですが、大学入学当初の、最初の試合にて、とんでもない結果を残しました。

それは、「コートにボールが入る数よりも、コート外のフェンスに当てる数の方が多かった」ということです。

嘘のような、本当の話です。

ソフトテニスは、「相手のコートにボールをおさめて、自分のコート外にボールを入れさせないようにする」スポーツなのにも関わらず、、、、

聞いたところによると、中学入学と同時にソフトテニスを始めたとのことで、「約6年間ソフトテニス部にいたのに、これか、、、」と僕は思い、当然団体メンバーには入るどころか、候補にすら入れられません。中高時代は、県大会どころか、地方予選すらまともに勝ったことなかったようです。そりゃそうですよね。

だけど、彼は3年生の春の大会にて、団体メンバーのレギュラーとなり、なんと僕の高校の後輩でもあり、全国中学校大会にて、2年連続団体準優勝メンバーの選手に勝つまでになったのです。

信じられます? でも、これは事実です。

この試合は、ダブルスだったので、ペアのこともありますが、それにしても、彼は本当に長い間努力を惜しみませんでした。

僕が結構練習を手伝っていたので、記憶していますが、夏休みなんて、朝7時から朝練2時間、朝9から12時まで午前練習、1時間の昼休憩を挟んで、13時から16時まで午後練習、16時から19時くらいのボールが見えなくなるまで自主練習。その後に一緒に飲食店で食事しながら、僕と本日の反省会で、終わるのが閉店時間の22時とか。そうです、ほぼ丸一日、ソフトテニスです。

これだけでも結構引いちゃうかもしれませんが、これを僕らは週6日でやっていました。学生なので、学業もしっかりやりましたが、空き時間を見つけてはボールを打ちました。

だけど、一夏では結果は出ないし、半年経っても全然勝てない。普通なら「ここまでやってもダメなら、もう無理だ」と思ってしまうところですが、彼は本当に諦めず、黙々と一生懸命練習しました。

その結果が、さっき話した結果につながるわけです。

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頑張り続ければ、予想以上の世界は見える
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すいません、彼の話は本当に素晴らしい話なので、長く、そして熱くなっちゃいました。まとめていきます。

人は、短期的なことは楽観視し、「できる」と思いがちですが、長期的なことは悲観してしまい、自分の予想以上のことは「無理」と思いがちです。

だけど、長期的な努力の先には、見た事もない世界が待っていたりします。

僕の後輩が、見事にそれを証明してくれています。

彼は僕に、「まさか自分がこんな結果が出せるなんて、入学当初は思ってもみませんでした」と語っています。

この放送をお聞きの皆さんも、周りが「それは無理でしょ」と思うような目標でも、頑張り続けて、それを達成する。それどころか、自分の予想以上の世界に行きましょう。

本日は、「人は、短期的なことはできると思って、長期的なことはできないと思う 」というテーマでお話しさせていただきました。

僕のTwitterでは、「ソフトテニスで学んだこと」と題して、本日のような言葉を、毎朝ツイートしています。

概要欄にURLを貼っておきますので、興味のある方は、是非とも覗いてみてください。

それでは、今日も僕の大好きな言葉を、皆さんに贈って締めたいと思います。

「希望は一度も、人間を見捨てたことはない。」

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