ムロのソフテニラジオ~ソフトテニスで学んだこと~No.19「悪口が生まれる原因と対策」

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラへ↓)

https://stand.fm/episodes/612b8cfdcbf2db00069a3e55

どうも、ソフトテニス愛好家のムロです。

一般社団法人 WELL TRADE PROJECT W.A.K.Aという会社で活動したり、国際ソフトテニス連盟に協力したりして、ソフトテニス界を盛り上げる活動をしています。

このチャンネルは、僕が、Twitterで毎日更新している「ソフトテニスで学んだこと」の内容を深掘りすることを中心にお話しする音声メディアです。

本日は、「悪口が生まれる原因と対策」というテーマでお話ししたいと思います。

本題に入る前に、お知らせをさせてください。


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あの全日本メンバーも教えてくれる!?  ソフトテニス講習会
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僕が所属する一般社団法人 WELL TRADE PROJECT W.A.K.Aの活動の1つとして、横浜市ソフトテニス協会さんの講習会のお手伝いをしています。

場所は、神奈川県横浜市瀬谷区にある「瀬谷本郷公園テニスコート」にて、毎月第2火曜日の19-21時の時間帯で、講習会を行っています。

参加メンバーは小学生から高校生までの男女で、参加費用は、誰でも一人500円です。その日の参加メンバーにもよりますが、コート2面を「初心者」と「中級者・上級者」のレベル別で分けて、練習しています。

ここ数ヶ月、全日本メンバーの尾上選手が講師として教えてくれていて、ちゃっかり僕自身もメモとかとっています笑 

次回は、9月14日予定ですが、我々の会社の応援者でもある現役プロテニスプレイヤーであり、ソフトテニスレッスンコーチもされている羽生沢さんも来てくださる予定です。

興味のある方は、是非とも参加してください。

詳しくは、「横浜市 ソフトテニス協会」さんのHPでご確認ください。詳しくはこちら↓
http://yokohamasoft.wp.xdomain.jp/2021/03/22/令和3年度ジュニアナイター練習会実施要項/

プロテニスプレーヤーの羽生沢さんが気になる方は、羽生沢さんのYouTubeチャンネルをチェック↓

https://www.youtube.com/channel/UCZLDZzwJn5OvkXMWJ1mkkYw

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おすすめソフトテニス漫画「顧問など。」
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日本が、世界に誇るものの一つに「漫画」があると思いますが、ソフトテニスの漫画があることをご存知でしょうか。それが、しのとさんの「顧問など。」です。

ソフトテニスが、テーマということも珍しいですが、主人公が部活の顧問の先生なので、普段経験できないような視点で物語が進んでいくあたりが、おもしろポイントです。

最近これまでの漫画を一気読みしましたが、続きが楽しみです。

ソフトテニスを知らない人への、解説もあるので、ソフトテニスのルールなどを知らない方にもおすすめです。

詳しくは、「しのとさん」のTwitterアカウントから確認してみてください。

「顧問など。」作者しのとさんのTwitterアカウントはこちら↓
https://twitter.com/tnonis69?s=21


よろしくお願いします。

そんなこんなで本題です。


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「悪口」は、会話が盛り上がる鉄板のネタ
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本日のお話は、チームに所属する全ての人に知ってほしいことと、チーム力向上のために注意喚起するようなお話しです。

元HKT48の指原莉乃さんという方をご存知でしょうか。とても有名なので説明するまでもないと思いますが、彼女の著書の「逆転力」の中に、「まさにその通りだな〜」と思う一文があります。

それは、「大人って、『好き』よりも『嫌い』で話をする」という文です。

大事なので、もう一度言います。

「大人って、『好き』よりも『嫌い』で話をする」。

ここでは、大人となっていますが、僕の経験上、これは小学生とかでも同じように思います。年齢が上がるにつれ、より一層傾向に出るといった感じです。

ここでいう、「嫌い」はいわゆる「悪口」のことで、これは会話が盛り上がる鉄板のネタだってことです。

最近のチームメンバーとの会話を思い出してほしいのですが、「悪口」で盛り上がったような事はなかったでしょうか。

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「悪口」は、チームを徐々にだめな方へ誘導する
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「『よくないな』と思っていても、『悪口』が会話を盛り上げるからやめられない」ということはよくある話で、それが当たり前のようになってしまうと、いつの間にか、前は思っていた「よくないな」という感覚もなくなり、悪口が蔓延してしまうチームになりかねません。

そうなれば、そのチームメンバーはどうなるかというと「影で、悪口言われて笑われているかも」と疑心暗鬼になり、言いたいことも言わなくなり、ビクビクするようなことになります。自分も過去に「悪口」で盛り上がった経験があれば、なおさらその気持ちは強くなるでしょう。

こうなっては、悪口をやめないとチームはどんどんよくない方向へ行ってしまうでしょう。

ただ、「悪口をやめよう」と言っても、会話は盛り上げるから、なかなかやめられません。

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「悪口」が生まれる原因と対策
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では、どうしたらいいのでしょうか。

ここからが、大切なところです。

そこで、「そもそも、なぜ悪口が生まれるのか?」という悪口の生まれる原因と知ることが、そのまま「悪口」対策になるのです。

順番に、説明していきます。

人が、誰かの悪口を言うのは、色々と研究されていて理由はいくつかありますが、多くは、「自分の中にある憲法の違反をしている」と思っているからです。

人は、その人の価値観にあった「憲法」のようなものを持っているものです。僕はこれを「自分国憲法」と呼んでいるのですが、日本国憲法の、その人の心の中バージョンのようなもので、「違反してはいけない」とほとんどの人が、無意識のうちに思っているものです。

それを前提で考えると、「なぜ、悪口が生まれるのか?」というと、「違反してはいけない」と自分が思っている「自分国憲法」のルールを、誰かが「違反している」してしまっていて、それが怒りの感情につながり、「あいつは、おかしい。違反している。」となり、それが「悪口」につながるのです。

しかも厄介なことに、そのことついての「悪口」を誰かが言うと、「自分もそう思う」と価値観の近しい人同士が意気投合し、それがきっかけで会話が盛り上がっちゃうというわけです。

これが、「悪口」が生まれる原因です。

ここからが本日の1番のポイントです。

「悪口対策」は、これまでのことを前提に、さらに考えることです。

「日本国憲法」を違反しては、当然いけませんが、自分の中にある「自分国憲法」を違反しても、それが全て「悪い」わけではありません。なぜなら、自分の中に「自分国憲法」があるように、周りの人の中にも同じような「自分国憲法」があり、その人の中では、その行動は「違反」ではない可能性が高いからです。

例えば、自分の中では「挨拶は、年下からするものだ」という自分国憲法内であるとして、自分の後輩が挨拶をしなかったとします。当然自分国憲法違反だから、怒り、「あいつは、自分から挨拶しなかった。おかしいやつだ」みたいな悪口が生まれます。

だけど、後輩の中での自分国憲法では「後輩だからといって、自分から挨拶しなければいけないというルールはない」というようなことになっているので、自分から挨拶しなかったということは、十分に考えられるわけです。

ここでおさえておきたいのは、「挨拶は、年下からするものだ」が正しいか正しくないかではなくて、自分国憲法に照らし合わせると、片方は「違反している」となっているけど、片方は「違反していない」という構図になるということです。

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「悪口」をやめれば、自然にチームはよくなる
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そろそろまとめていきます。

「悪口」で会話が盛り上がってしまうのは仕方のないことですが、それではチームは決してよい方向に行きません。

ただ、「悪口をやめよう」と言っても人はなかなか変わりません。

そのために、まずは「なぜ悪口が生まれるのか?」を知り、考える時間を作りましょう。それがそのまま「悪口対策」につながっていきます。

「悪口」をやめれば、自然にチームはよくなります。

皆さんの何かの参考になれば、幸いです。

本日は、「悪口が生まれる原因と対策」というテーマでお話しさせていただきました。

僕のTwitterでは、「ソフトテニスで学んだこと」と題して、本日のような言葉や知識を、毎朝ツイートしています。

概要欄にURLを貼っておきますので、興味のある方は、是非とも覗いてみてください。

それでは、今日も僕の大好きな言葉を、皆さんに贈って締めたいと思います。

「希望は一度も、人間を見捨てたことはない。」

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