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旧文明の歴史(原神)(考察)

わたしの過去の考察記事たちと、
考察動画と、モチーフにしてそうな現実の神話、歴史と、
推測と妄想を含みながら原神の旧文明の歴史を書いてみます。

I 天地創造

太古の昔のモチーフ神話:ギリシャ神話+ケルト神話
①パネースが宇宙から降臨※1
卵の殻(星の地表)を使って、世界の内側と外側を隔離。
※1 パネースはギリシャ神話のオルフェウスが創始した神話に登場する原初の神

巨人盤古(中国神話)の血液が江河になり、
プルシャ(インド神話)の体が千切れ、
宇宙の生きとし生けるものを潤した。
ユミル(北欧神話)の脳髄が蒼天の雲海となり、
生気のない世界が生まれ変わった。※2

②パネースにより元からいた七龍王は倒され、世界が人間たちのものとなる。
③「幻想」大陸テイワットの出来上がり。※3

※2 いずれも各神話の原初の巨人がモチーフである
※3 スメール編の「幻」の伏線があることや、螺旋の説明に「幻視」という言葉があることから、テイワットは全て幻でできている可能性がある

II 世界樹信仰と旧文明

モチーフ神話:ギリシャ神話+ケルト神話

①世界はかつて巨木で貫かれており、炎の時代、水の時代、雷の時代、氷の時代という順番で文明が生まれては天によって消されていた。

②そして氷の時代は炎の時代に戻るという循環(ループ)が起きている。

③秘境はこの時代の祭司が、世界樹を信仰するための祭壇だった(?)

※世界を統一していた文明はギリシャ神話の影響が強い。
※恐らくこの時期はまだ月の三姉妹が三日月→新月→満月という月の変化があった。月の三姉妹は世界樹の神(今でいうと草神)が転生していることを表すと考えられる。

Ⅲ 神々が降臨する

モチーフ宗教:各国神話

①スメールに月の女神(後の草神)がおり、月は三日月の形をしていた。
※この月の女神はギリシャ神話のアルテミスをモチーフにしている。
この時期はまだ月の満ち欠けがあった。


②璃月に帰終(塵の魔神)が降臨
※この魔神は中国の不死鳥がモチーフであり、この魔神の末裔もしくは転生した姿が凝光だという説があります。しかし改めて考えると、それはないと思いました。

③6000年以上前モラクス(鍾離)が降臨。
※鍾離は中国の道教がモチーフ神話
グォパァー(マルコシアス)と鍾離と帰終は仲が良かったみたいで、親交があった。

④モラクスが化石になっていた若陀龍王を掘り起こし生命を与える
※恐らく遥か昔にパネースに倒された七龍王のうち岩属性の龍王に関係する存在である

※モラクスがまだ若かった頃、太陽は空を巡回していた。
時期は不明だが、その後月(後の草神)と太陽が天変地異に見舞われてしまった。
(神々が降臨した時代かもしれないし、500年前かもしれない。)
月は満月の姿しか映し出さなくなった
※月の神は死んだが、おそらく草神として転生している→白夜国禁書の「樹の比喩」時の神が世界樹の精霊=草神を天理からかばって助けた時期か?
太陽はなんとか復活した。
金星(司晨)は無事だった。

3700年前くらいにモラクスが璃月を建国。
※後に帰終の都と統合される。

3700年前くらいのギリシャ風の雷文が描かれた建築

⑦多分似たような時期に鳴神(魔神バアルとバアルゼブル)が降臨。

⑧多分似たような時期に竜巻の魔神(デカラビアン)が旧モンドを現在の風龍廃墟に建国。

※旧文明(世界樹信仰)の建物は魔神たちが現れ出した時期まで残っていた。
例えば、旧モンドの建物の建築様式は旧文明のものと一致している。

※同時に、遮断されていたはずの風龍廃墟の外にも旧文明の遺跡が残されていることから、旧モンド以外の場所(現在のモンドの位置)らへんにも旧文明の都市があったと推測できる。

統一文明(世界樹信仰)には主神のような存在がいた?

おそらくギリシャの風神(デカラビアンやウェンティ)はモンド限定の主神
そしてもう1人他に、モンド以外の地域にも共通する統一文明の主神がいたと考えられる。
それが時の神。

デカラビアン関係の遺跡に残っているセルセレのような十字架
時と風の無人島に残っている壊れた十字架
ウェンティの紋章でもある風の薔薇

ケルトの世界樹の神(時の神と草神)

ケルトの結び目、ケルトの十字架

モンドにはこのケルト様式とギリシャ様式が
分離した場所(風龍廃墟=ギリシャ、千風の神殿=ケルト)と、
合わさった場所(セシリアの苗床らへん)
がある。

旧文明の特徴としては、石レンガの高い回廊や柱があり、上部分が丸い石レンガのアーチのようなものがあることがあげられる。

高い回廊
石レンガのアーチ
旅人が見た崩壊の光景にも、高い回廊や石レンガのアーチが見える。=旧文明の滅亡シーン

ちなみに同じ旧文明でも、層岩巨淵や淵下宮の遺跡は、少し旧モンドの建築様式と異なる。
また璃月も同じギリシャ様式だが、少し模様が違う。

時代的には旧モンドの建築様式(4000年前くらい?)=旧璃月の建築様式(3700年前くらい?)のあとに、
淵下宮や層岩巨淵などの魔神戦争時代の建築様式(3000年前くらい?)ができたと推測できる。

※璃月にもギリシャ様式だけではなく、ケルト様式のものはちゃんとある。

世界の秘境は4000年以上前の旧文明のものである。

Ⅳ 魔神戦争

モチーフ宗教:キリスト教

①7の法則により、神々の座が7つに絞られることになった。=魔神戦争

ちなみに7の法則はキリスト教由来のものなので、ギリシャ神話→キリスト教への移行が始まっていることがわかる。この辺で天理に何か変動があったと思われる。

②3000年以上前、狼の魔神(アンドリアス)がデカラビアンに戦いを挑み、モンド全域を凍らせた。

③ 3000年以上前~2600年前くらい
極寒の地だったモンドから離れ、シャールフ・ィンドニールに王国ができる。
シャール・フィンドニールの奥底に、秘境(世界樹の祭殿)がある。シャール・フィンドニールは旧文明の建築様式(ケルト式)を引き継いでいるが、旧文明の中では後期のほうの王国だったとわかる。

④今のモンドの位置にあったとみられるカーンルイアの前身となる旧文明の王国が、天理によって滅亡に追い込まれる。
※この王国では恐らく世界樹の神(時の神など)が信仰されていたと思われる。

↓詳しくはこちらの考察記事をどうぞ

⑤カーンルイア建国(神がいない国へ変化。恐らく時の神への信仰がなんらかの理由で消えた。)

⑥2600年前くらい?にシャール・フィンドニールが天理の寒天の釘により滅亡。

⑦2600年前くらいに魔神デカラビアンが倒され、風の精霊・ウェンティが風神となる。

⑧2600年前〜2000年前、旧モンド(風龍廃墟)から新モンド(旧文明があった位置)へ遷都

※恐らく旧文明崩壊により、土地がガタガタだったので、2000年前or2600年前くらいにウェンティが土地を大胆に整形してた。(簡単にいうと風で吹っ飛ばした)
※恐らくこの時期に、大陸と繋がっていたとんがり帽子山(旧文明の古都である螺旋)が海に吹き飛ばされ、島になった。
※モナによれば2000年前の出来事だが、人物の名前などから考察すると2600年前の可能性がある。
※しかも螺旋からモンスターが500年前に湧き出したので、恐らくもう一回ウェンティが螺旋をさらに吹き飛ばして今の位置まで移動させている。

⑨魔神戦争末期に、淵下宮の人々が珊瑚宮へ移動。
オロバシは自身が生まれる前の真実を知り、
天から死刑宣告を受けた。
白夜国の民が地上で暮らせるように、深淵に秘密を隠して死亡。

淵下宮が廃墟となり、魔神戦争が終わったことで、旧文明は恐らくほぼ全て滅亡。
新文明(今の七国の文明)が開始。


月の満ち欠けに関する補足

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