004 ハンドボール 中学生の時3

分校になって初めての大会に参加した。まだ部活が始まって2,3か月くらいだったと思う。3年生がいないので、2年生の最初から自分たちが最高学年としての大会を迎えた。

勝手な思い込みな気もするが、たぶん他のチームからは、弱そうなチームだな、と思われていたに違いない。何故なら、分校になったために、聞いたことがない名前の中学なはずだし、ユニフォームは、間に合わなくて、Tシャツにゼッケンつけただけのものを着ていて、しかも3年生がいないチーム。でも、小学生の時からの経験者が半分以上いたこともあり、自分たちの中では、え、なんか思ったより強いじゃん、ってびっくりさせてやろう、という雰囲気があった。実際にそういう話もしてた。

で、確か初戦は普通に勝ったと思う。次の試合は、強いと聞いていたチームということもあり、逆に普通に負けたが。

で、まだこの時でも、松やには使っていなかった。一応松やにそのものは、部にもあったし、使いたかったと思ってた気がするが、試しにつけてみたものの、練習が終わってからこのベタベタしたものを取るのが、やたらと大変だったので使わなかった。石鹸で洗ったってとれるものじゃない。お風呂に入ったらやっと取れたとかそんな感じだったと思う。っていうか、この時、松やにクリーナって存在してたよね。高校生になって、松やにクリーナの存在を知った時は、メッチャトレルヤン…めっちゃ便利やん!感動というか、なぜそれを中学では教えてくれなかったのか、今でも不思議なのである。

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