003 ハンドボール 中学生の時 2

分校となり、新しい中学に通うことになった。

これまた当たり前のようにハンドボール部があった。出来たというべきなのか。前の中学校でハンドボール顧問していた先生がきて、この中学に来る小学校にもハンドボール部があったから、ごく自然な事だったのかもしれないし、自分自身も当たり前のように感じていた気もするが、今考えると、やっていたスポーツの部活があるということは、とても恵まれていたんだと思う。この時も、前の中学校でソフトボールをやっていた女子が、新しい中学校ではソフトボール部がなくて、ソフトボール部を作って欲しいと泣いて訴えていた子がいた。今でもそのような事はあちこちで起きているし、そのためにクラブチームを作ってくれる大人たちもいる。

そんな事もあり、小学校の時の仲間も同じ中学校になるわけで、また皆でハンドボール部に入部した。分校となったもうひとつの中学校から来た子も入ってくれ、新一年生も、小学校の経験者が沢山入ってきて、人数的にもちゃんとした部活になった。

分校となった経緯からブランクがそこそこ空いてしまい、ひどい筋肉痛に悩まされたり、まだ5月のうちから暑さに負けていたが、徐々に慣れていって、夏の大会を迎えることになる。

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