007 ハンドボール 高校生の時 1

中学でもハンドボールでは目立った成果もなく、唯一あったとしたら、市の代表の選考で、名前が少し上がったけど、結局その大会で上位には行けなかったので、何もなかったっていう事だけで。

普通に受験し公立高校に入りました。一応進学校で、大学に進学することが1番の目標であるし、部活もしんどいので、ハンドボール部があることは知っていましたが、ハンドボールもやらないつもりでいました。

実際に入学してみると、部活には必ず入らなければいけないという決まりがあって、どうしようか考えましたが、帰り際にハンドボール部が見えて気になってたり、運動部だとしたらハンドボールしかないよなあとか考えたり。

で、結局ハンドボール部に入ることにしました。

びっくりしたのは、最初の入部希望者の集まりがあったときに、希望者の数が、なんと50人!多分、その高校に多く来る周辺の市や町の中学校にはハンドボール部が全くなく、新しく始めるには経験者がいなくて、レギュラーになれるんじゃないか、という風に考える子が多かった様子。でも50人は多すぎるので、顧問の先生も、他の部に変更を促すほど。

私も4km程度の距離の高校ではあったのだけど、市をまたいでいて、この高校に進学する人は少なく、事実、この高校には自分の中学校からは私1人だけだった。

で、それでも結局、50人以上が入部することに。で、初日の練習日を迎えた。先生はちょっと体験って事で、何人か希望者を募って試合やってみようとなって、私も希望した。

実際に試合を始めてみると、やはり経験者はほとんどいなかった。私はアピールしたくて、頑張ってプレーした。

そうすると、どうも自分以外に1人、動けている子がいた。それがもう1人の経験者だった。

後から聞いた話だが、もう1人の彼は、推薦入学だったので、面接でハンドボールしてることは、先生も知ってたらしいのだが、私は一般入試なので、知られておらず、先生は経験者がもう1人いて嬉しかったようだ。何しろ、この高校には、今までも経験者はほとんど入ってこなくて、実際に、その時の2年生3年生には、中学でのハンドボール経験者はいなかった。

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