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ミネラル単体表記のフードは??

       ペットが健康であるように・・note20

 現在与えているペットフードに使用されている『ミネラル』の表記について、成分表を一度ご覧になってみてください。
 「酸化亜鉛」「硫酸マンガン」「ヨウ化カリウム」・・という単語を目にします。または、酷いのになると「ミネラル類」としか書かれていませんので、これでは何が入っているのか分かりません。
 しかし、クプレラはミネラルの箇所に「キレートミネラル」と書かれています。アズミラでは「タンパク質化合したミネラル」と表記されています。
 この表記の違いは何なのかが、今回の主題です。

■ミネラルは吸収されにくい
 もし、皆さんのペットフードの成分表に「亜鉛」とか「マンガン」など単体で表示の場合、もしくは略され「ミネラル類」と表されていたら、それを食べている犬や猫は、ミネラルの利用度はかなり低いものです。せいぜいフードの含有量の10%程度しか、身体では利用できません。
 なぜ、ミネラルが吸収されにくいのか? 銅、亜鉛、鉄・・これらみなミネラルですが、お察しのとおり全て鉱物だからです。 
 私が、そこらにある石や砂利を誤って飲み込んでしまったら、便から丸のまま出てくるだけだと思います。勿論、ペットフードに使用する場合は、細かい微粉末状態にはなっていますが、それでも消化吸収されづらいのは想像に難くないと思います。

■ミネラルが不足したペットの症状
 しかしながら、ミネラルは身体にとってとても大切な栄養素ですから、吸収されずにミネラル不足になると大変なことになります。 
 ミネラルが日常的に不足をしているペットは、その為本能的に補給しようとします。
 犬は足の裏(パット)から汗が出ますので、その汗に含まれるミネラル分を再吸収しようとします=足先を舐める犬の増加。
 しかし、汗の成分に多くのミネラルが含まれているわけではありませんので、ミネラル不足の解消にはなりません。したがって、その不足が犬や猫の健康上の問題を派生してしまうのです。
例えば、
①カルシウム不足=骨のもろさ、関節や骨格形成の不全=関節炎の増加、神経伝達能力の低下
②マグネシウムの不足=毛艶の悪さ、皮膚のパサつき、フケ、震え、神経過敏=テンカン発作へ

■ミネラルのキレート化とは
 ペットフードの成分表示におけるミネラルは、「キレート化」したものか「タンパク質化合ミネラル(プロティネイテッド・ミネラル)」となっているものを選んでください。
 なぜならミネラルを単体で摂取すると、体内で吸収しやすくキレート化する必要が生じます。しかし、それを効果的に行える動物は少ないので、したがって単体ミネラルは、利用されることがほとんどありません。

キレート化=鉱物性の物質を吸収できるように変える加工処理を意味し、主にタンパク質と結合させて腸管から吸収されやすく加工を施す。

 ですから、クプレラやアズミラのように、あらかじめ手間とコストをかけてでも、「キレート化」したミネラルを使う必要があるわけです。
 またお気づきになるかと思いますが、ペットへの吸収率が低いと分かっていながらも、単体ミネラルを使用しているペットフードは、他の原材料も優れたもの、素晴らしいものを使用しているとは、推して知るべしです。 
 「ミネラル」一つをとってもこれだけのことが分かります。

■ミネラルサプリメントのご紹介
クプレラ:オーガニックプラスhttps://www.sofia.co.jp/SHOP/OSS.html
 オーガニックプラスは、 海藻(昆布)の粉末を使用しています。それに加えて、オーガニックなビタミンを含んだ「基本栄養素」サプリメントです。
 海藻はご存じの通り『ミネラルの宝庫』です。天然の海藻ですから、ミネラルはタンパク質に包まれています。だから、オーガニックプラスは身体に吸収されやすいのです。
 また、オーガニックプラスには「消化酵素」も含まれていて、フードの消化を良くしています。一般的なフードの消化率は80%ですが、オーガニックプラスを混ぜると92%にまで、この数値が上がります。
 そして、オーガニックプラスは、全て原材料を品質管理の行き届いたオーストラリアで調達しています。そして、全ての原材料が「オーガニック」になり、添加物、化学薬品、農薬などからの脅威をクリアしています。
 ソフィアでは、基本栄養素サプリメントの「オーガニックプラス」をお勧めします。
原材料:藻類(昆布)、アセロラ、ビール酵母、ひまわりの種、スピルリナ、玄米ぬか、イヌハッカ、大麦の葉、柑橘フラボノイド、ビタミンE、βカロチン、ビタミンD、アマファーム

ペットのための健康食品の店ソフィア 代表池田https://www.sofia.co.jp/

最後まで、お読み頂きありがとうございました。少しずつですが、継続して載せていきますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。