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レザーにはダニが発生しないって本当?

「小さい子供(またはペット)と暮らしているので、汚れてもお手入れが簡単なレザー生地にしようと思うのですが…」「レザーだと塵やホコリが生地に入り込まないからダニとかの心配ないですよね?」

これらは、ソファご購入をお悩みのお客様から多くお寄せいただくご相談です。確かに、レザー自体からはホコリはほとんど出ませんし、ソファの表面にうっすらホコリが積もっていたとしても、すこ〜し勢いつけてソファに座ればホコリとかってどっかいっちゃいますよね!


「レザーだからダニとかいない説」、つまり「レザーにはダニが発生しないって本当なのか?」を、3つのケースから考えていきましょう。


Case1
食べカスに要注意

ソファでのくつろぎのひととき、何か食べ物を口にすることはよくあることです。指先や口元についた食べ物の粉や屑が、ソファに舞い降りるとき。それは、ダニが格好の餌を見つけた好機。無数のダニが、食べカスやその油分に引き寄せられたホコリに群がってくる前に掃除をしましょう。

ソファで食事をした後は、やわらかい布でサッと水拭きのお手入れを。


Case2
ソファの溝は危険地帯

NOYESのソファに限らず、どんなソファにもある本体とクッションの間の「溝」にはCase1にも登場した食べカスやホコリ、抜け毛、トミカ、スーパーボール、レゴブロック、どんぐり、紛失したと思っていた○○が埋没していることが多々あります。目が届きにくい分、放置すれば確実にダニの温床になります。定期的に溝パトロールを心がけてください。

溝の汚れは、掃除機や粘着式カーペットクリーナーで取り除きましょう。


case3
ペットと子供の最強タッグ

最近では、室内でペットと乳幼児が暮らすご家庭もめずらしくありません。どんなにこまめに掃除をしても、ペットの毛は舞い、赤ちゃんはにわかに汗ばんだ手でホコリをそっと握りしめ、子供はソファの上でトランポリンごっこ。ソファ自体から繊維ボコリはでなくても、室内を漂う抜け毛や塵やホコリは確実にソファ上にも着地します。

すぐ取り出せる場所やソファのそばに掃除道具を用意しておくとすぐにお手入れできます。


毎日のメンテナンスでずっと長持ち

画像1

定期的にゴミやホコリなどを電気掃除機で吸い取ってあげるか、柔らかいブラシでブラッシングしてあげてください。その際、電気掃除機の口は丸ブラシにしていただきますと、より効果的です。
通常の口のままお掃除をしますと生地を傷める原因になりますので、ご注意ください。


汚れが付いた時はお試しください。

ビール、ジュース、ソース
ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、汚点の部分に白い布をあてて、こする。その後、柔らかい布で水拭きし洗剤が残らないようにシッカリ拭き取っていただき最後に乾拭きしてください。
チューインガム
洗濯用ベンジン、染み抜き剤を白い布にを含ませて汚点の部分を擦る。
ボールペン
吸水力の大きい白い布か紙にベンジン、ベンゾール、アルコールのいずれか1種類の溶剤を含ませて、たたきながら注意深く汚点を取り除く。その後、柔らかい布で水拭きし薬剤が残らないようにシッカリ拭き取ってください。
リカー(マティーニ)
白い布に純粋アルコール、または中性洗剤を含ませ、汚点を擦り、暖めた中性洗剤液で引き続きおこなってください。その後、柔らかい布で水拭きし洗剤が残らないようにしっかり拭き取ってください。


まとめ

レザーの表面に食べカス・ホコリ・人間のフケ・抜け毛などが積もっていればいつでもどこでもダニは発生します。
レザーに限らず、ファブリックのカバーをお使いの方も、ソファや、お部屋を清潔に常に保つことを心がけましょう。

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