VIVE Ultimate trackerのマッピングについて

初めに

このnoteはUltimate tracker(以下アルトラと呼びます。)の使用時に必要となる部屋のマッピングについての記事です。初期設定については他の方が説明したnoteがあるのでそちらを参考にしてください。

注意‼

このnoteは筆者の個人的な体感をもとに書かれています。ソース等はないものが多いのでご理解ください。

マッピングの準備とコツ

まずは準備です。HMDを被りましょう。被った方が断然やりやすいです。
そして電源を付けるトラッカーは一台だけにしましょう。体感ですがその方がスムーズに進みます。部屋は必ず明るくして下さい。椅子がある場合は部屋の外に置くか部屋の隅に置くことをお勧めします。モニターが二枚あるときは、必ず使っていない方のモニターはデスクトップの画面を表示させておいてください。

それではマッピングしていきましょう。基本的には指示通りに進んでいきますが、一つ一つの手順をゆっくり確実に、そして大げさに行ってください。例えば、トラッカーを上下左右に動かすときはゆっくり(5~10秒程度)時間をかけて動かしてください。動かす幅も通常90°のところ110°程動かしてください。トラッキングロストしてしまったら最初からやり直しましょう。高確率でマップクオリティが低クオリティになります。低クオリティのまま使用するとすぐにトラッキングが失効してしまいます。
ここまでが基本的なマッピングのコツとなります。

ここからはイレギュラーな場面でどうマッピングしていったらいいのかについて解説します。
部屋にベッドがある場合
布団の人は良いですが、ベッドが部屋にある人は段差のせいでマッピングが不十分になってしまいます。マッピング一回目の時、通常しゃがんだ時の膝辺りまでトラッカーを下げますが、この場合はベッドより上ギリギリの高さまでトラッカーを持ってきてマッピングしてください。
壁の模様について
壁が無地だとマッピング品質がPoorになってしまいます。
解決策として部屋の壁に絵などを飾ったり、見た目を気にしない人であればマスキングテープを壁に貼るだけで変わります。体感では5~10点ほどマッピングの点数が上がります。

マッピングがうまくできていないとその箇所が赤色で塗られる。

モニターの画面について
アルトラを接続する時、動画をモニターに映していませんか?
アルトラが部屋の認識をするとき、画面が動いているとうまく準備完了にならない場合があります。必ずデスクトップの画面を出した上で接続しましょう。
机の下のマッピングについて
机の下は部屋の光が届きづらく、マッピングはできてもトラッキングが失効する可能性があります。その場合はライトを机の下に設置すると良いです。ダイソーに売ってる330円のテープライトはしっかり照らせてUSBで電源を取るタイプなのでおすすめです。
窓や光沢タイプのモニター、テレビが部屋にある場合
いわゆる反射するものが部屋にあるとうまく部屋を認識してくれないときがあります。窓にはカーテンをかける、使っていないモニター、テレビには布をかけるなどして対策してください。

最後に

以上がアルトラのマッピングをする際に自分が気を付けていることです。
他に質問があればコメントでお願いします。対策方法は随時追加していきます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?