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ネットのなかった時代のフォークロア4

京都芸術花火2020が新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、中止の発表があった。花火というのもなかなかアナログな感じなんだけれど、こういった古典芸術の継承のバックボーンにIoT というかデジタル技術は使われている。

ネットのなかった時代は、基本光と音のタイムラグは避けて通れなかった問題でそのタイムラグをデジタル技術は埋めている。

だから 芸術花火シリーズは、幅広い年齢のオーディエンスを獲得できている

パリピやクラバーとまで言わないが、リアであっても非リアであってもフェスに行くような層から、夢コンサート に出かける層、そして団塊を中心としたビートルズ〜サザン世代までしっかりカバーしているのはさすがだ

話はそこでは無いんだ ちょっと遠いけれど続きます…

京セラ 稲盛財団 京都賞 文化助成


稲森財団が

新型コロナウイルス影響下における文化芸術活動への支援をしているので、申請を受け付けているという話を京都芸術花火のスタッフがしていて京セラってそういうところがすごいな と 思い返した次第。

そういうとこってどういうとこ

かというと、思想 芸術に関してきちんと研究助成をする姿勢はもちろんのことだけれども、批評、評価した京都賞を主導していることだ。

ノーベル賞は京大出身のの科学者の受賞率が高いことで知られるが、「人のため、世のために役立つこと」の評価領域を ノーベル賞ではフォローできない領域に「京都賞」は広げていることが 素晴らしい。

ノーベル文学賞にボブ・ディランが選ばれたことの衝撃は、僕にジョン・レノンが死んでいることを深く思い起こさせた。

その時に思った。

ピナ・バウシュ/ジョン・ケージ/イサム・ノグチ/レンゾ・ピアノ/ロイ・リキテンシュタイン/イニアス・クセナキス/ポール・リクール/黒澤 明

は京都賞をもらっている。

もちろんレンゾ・ピアノは生きているけれど、、、。生きているうちに遠いとこからの相対評価を受けているかどうかは、思想、芸術分野で活躍しているものにとってはかけがえのないものだと思う。

話はどんどん 遠いところへ行くが、ヘッドラインの写真 上の皿は 無印良品のヴィンテージ。で、下の黒いのはセラミックロールシャープナーby京セラ

IoTガジェットにおける最先端のデバイスを提供するメーカーだけれども、PHSの「京ぽん」や 今なおAndoroidが動く「ガラホ」といったなぜか1周半先なのか? 半歩後ろなのかなモノをアウトプット続ける京セラ

ふと、家の中に京セラ製品はあるのか? 考えて出てきたのがセラミックロールシャープナー。

姑は、台所でいつも独り言を言う

「このうちの包丁は、いつ来て使っても感心するくらいよう切れる」

「そりゃそうだ京セラで研いでいるのだから」

僕は心の中で独り言を言う


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