天宮志龍(志狼/貢)のこと 2

川崎倉庫のライブ からの 続き
ライブのことを、書こうと思うんだけれど、これがいつのことなんだか? と思っていたら、少々昔のスケジュールが確認できた

川崎倉庫のスピーキングファニチャーとエクスタシーボーイズのライブは86年7月9日

もちろん僕のスピーキングファニチャーがフロント、エクスタシーボーイズはメイン。この時はドラムはMC-500+サンプラーのドラムレススタイル。まだまだ木村のギターや青木のベースもファンクというところまでは行かず、ニューウエーブ・テクノ 回帰てな音だったかと思う。だけど、結構そういったきちんとしたニューウエーブ・テクノなグループって関西にはいなかったような気がするし、そこがまた良かったのか、、、、ライブ後にエクスタシーボーイズを手伝っていた岡野弘幹が僕に声をかけてきた。

自分のことはまあいいとして、、、志狼ちゃんのことだ。というかメインアクト、エクスタシーボーイズだ! このときのエクスタシーボーイズはこれまた 、ニューウエーブレゲエなサウンドで、ダブだった。志狼ちゃんはそう志狼ちゃんで歌いまくりだったけれど、バックの面々が、ダブって感じでもいなかったし、何もしないメンバーもいて、強烈なインパクトはあった。

このときのライブというか、一夜のパーティーが記憶の中にしかないのが残念だけれど、自分的には、京都のZA-SCENE(Ax)でのライブっぽくて、倉庫でのライブのなんとも言えない開放感と猥雑な感じ、それに反比例するニューウエーブ的なプラスティック感覚もあって、最高に良かった。

確かノーギャラで、ドリンクとその場でのフードはフリーだったような記憶がある。チケットの手うりもしなかったし、何の不満もなかった、もちろん客はそれなりに入っていた。手うりも情宣もしなかったから、スピーキング・ファニチャーの客は僅かだった。けどまあ7月9日、夏休み。80`s後半突入!な頃だしね。場を楽しみに来たみんなが、スピーキング・ファニチャーを知る機会になれば、、、それでいい。Let it be


それから、天宮志狼との付き合いは3年くらいブランクが開く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?