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2023.11.16

膝をぐんと伸ばす、僕はソファーの上。ソファー右端の盛り上がってる部分、手か、寝転がった際に頭を置くところ、そこへおわしまするは、調整豆乳のバナナ味。同じく左端には、サブスク用のテレビリモコン。

朝7時に起きた。休日だぞ?

まだ吐き出したばかりのアイコスの煙が、部屋をゆらゆら漂っている。朝に差し込む陽の光と、光を浴びた空気中の埃が煙と共演して、何とも神々しい。僕はまるで、天の川を優雅に泳いでいるかのような、又は世界樹の幹の中で脈々と流れる生細胞の一部になったかのような、そんな荘厳な気持ちだ(休日というのがポイント)。ああ世界、おはよう。昨日22時に寝落ちして良かった。バチボコ寝た挙句、世界からこの高待遇、神対応。そこへ調製豆乳バナナ味と、サブスク用リモコンまで携えて、今門田は太平の世にいる、我天下無敵なり。

さて何をしてやろうか。とりあえず録画した水曜日のダウンタウンを観るも良し。このまま鎌倉へ向かって、吉田秋生先生に思いを馳せながら、しらすトーストに舌鼓を打つも良し。先日結成したボウリング倶楽部の連中を全員叩き起こして、朝から球をゴロゴロさせるも良し。ボウリング場開いてないかもしれんけど。

何でもできる。早起きはこんなにも今日という1日に可能性を感じるのか。まるで我が子だ。休日くん/ちゃんをいかに育て上げるかは、親である僕次第だ。子育てを擬似体験しているような感覚、やり甲斐しかない。

様々なプランを思案しながら、とりあえず横になった。様々なプランを思案しながら僕は、とりあえず横になった。

目が覚めると、昼の12時。合わせて13時間寝た。

爆誕した今日という日に名前をつけよう。
命名「ぱちゃら」


先生「では、宿題にしていたみんなの名前の由来を発表してもらいたいと思いまーす」
生徒たち「はーい」
先生「では、門田ぱちゃらくん、お願いします」
ぱちゃら「先生・・・。」
先生「ん?どうしたのかな?」
ぱちゃら「お父さんに聞いたら、なんか泣いてました。教えてくれませんでした」
先生「じゃあ先生が由来決めてあげる!」
ぱちゃら「え」
先生「お池にね、ぱちゃって何か降ってきたのよ、それはね?」
生徒たち「それはねー?」
先生「ら!」
生徒たち「らー!!!」
ぱちゃら「え」

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