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【健脳】自家保護者に気づく

突然ですが、自家中毒という言葉があります。

自家中毒とは、普段は元気な子どもが急に何回も吐く症状が数日続き、また元気になることを繰り返す病気で、周期性嘔吐症とも言われます。
「自家」の意味は「体の外からやってきた毒物による中毒症状ではなく、自分の体の中でできた物質による中毒症状」という意味で、自分の家という意味ではありません。よりわかりやすく伝えるために日本の医師が考えた呼び名だそうです。

フラワー薬局通信 より

それに因んで、今回の記事では自家保護者という表現をしてみます。

自家保護者とは、一般的な保護者のように与えられるものではありません。自分の脳内に獲得した保護者です。

自家保護者は、親のように厳しい面もあります。
誰かに迷惑かけたときに「自分が悪いから謝ろう」と諭すのも、お腹が空いたときに「あと少し、辛いけど我慢しよ!」と寄り添うの自家保護者です。

自家保護者は、厳しいだけでなく、安心も与えてくれます。
たとえば大きな失敗に後から気づいて自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。そんな自分に「大丈夫、あなたは悪くない。ありのままでいい」と言ってくれるのも自家保護者です。

このように、自分を見守って養護してくれたり、傷ついた自分を抱擁してくれたり、夢と希望を与えてくれる存在?は健やかに生きるために大切です。

その存在?を感じたことある人は多いでしょう、その存在を維持することは難しい。実は、それにはコツがあるのです。この話は一気に書くと長くなるので、今年はじっくりこの辺の話をお伝えします。今日はこの辺で。

今回は自家中毒に絡めて自家保護者と表現しました。なんとなくひらめいてそう言ってみたかったのですが、我ながら分かりづらかったですね。

以前、反抗期のメカニズムを語った記事で保護者脳という表現をしました。

保護者脳は自家保護者と同じで、こちらの方が伝わりやすい気がするので、次回からは保護者脳とお伝えします。今回は付き合ってくれてありがとう!

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