書籍紹介:こうしてリーダーは作られる
「こうしてリーダーは作られる(GEEKS & GEEZERS)」
(ウォーレン・ベニス/ロバート・トーマス著 斎藤彰悟監訳 平野和子訳
ダイアモンド社 2003年7月)
主に興味を引いた点
ウォーレン・ベニス著のリーダシップ論です。
アナログ時代とデジタル時代のリーダーの比較によるリーダーシップ論です。
制約世代(旧世代)と選択の時代(新世代)のインタビューテーマをもとに、世代を超えたリーダーシップについて論じられています。
日本特有の問題だと思われていた時代による世代感の違いがアメリカでも存在している事が一番の驚きでした。
また、マネジャーの常軌を逸したコミュニケーションがアメリカでも存在する部分は興味を惹かれました。
最終的には、リーダーシップ開発モデル完全版が提示され、また、リーダーシップに必要な四つの属性が示されます。
1.適応力
2.意味の共有化と他者の巻き込み
3.意見と実現
4.高潔さ
バーナードの組織論とも共通する部分があり、キャリア開発の視点からも参考になる内容でした。
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