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楽天内SEO対策を頑張っても報われない理由

まず「楽天内SEO対策はやったほうが良い」は50%正解、50%不正解です。

50%正解というのは例えば
海産物の商品で「寝具 衣替え いびき対策」などなど全く関係のないワードを設定しているとしたら、それをしっかり関係のあるワードに変更すれば効果は出るからです。
※わかりやすくするため、極端な例え話にしています。

他にもライバル店舗と比べた時に楽天内SEO対策で
時間、人員、ノウハウ、コストこういった部分で勝てる要素があるのであれば、力をいれることで改善する可能性は強くなります。

残りの50%不正解というのは
売れている店舗、開店先行益を持っている店舗と戦って上位表示させなければならないと考えた時に、SEO対策にかかる時間、人員、コストが割に合わないことが多く、他にもっと売れる可能性の高い対策を行った方が良いことがあるからです。

そこで今回は楽天側の視点、ライバル店舗の視点も入れつつ、頑張っても報われない理由のあれこれ、本当の効果的な楽天の売上対策を書いていきます。


楽天内検索アルゴリズムって悲惨な現実を知らなければ夢を見られるよね。

まず楽天内の検索結果に影響を及ぼす要素で大きなウェイトを占めているのが

◇直近の売上金額
◇直近の売上件数

となっています。
「アルゴリズムは不定期で変わっているからそんなことはない!」と言うECコンサルタントもいますが、ここでよく考えてください。
楽天側が出店店舗からより多くのお金を徴収したいと考えた時に
◇広告を買ってもらう
◇売上金額に対しての報酬
◇各種決済手数料
などといったものの量を増やせば必然的に1店舗から多くのお金を徴収できます。

楽天側からすると
広告を買って露出を増やし、売上が伸びれば伸びるほどお金を徴収できるシステムにしておいた方が都合が良いわけです。
自然検索結果でも売上金額、件数にウェイトを置いた方が広告も売りやすいとなるわけです。

人によっては楽天内SEO対策の考え方が違っていて
アイデアや工夫次第で戦えると声高に言う人もいますが、SEO対策に多大な労力と時間をかけるくらいなら同じ時間を使って会社や商品をアピールするブランドプロモーションに労力、時間を割きつつ商品を販売していくセールスプロモーションを同時に両輪で回した方が、より結果は出やすくなります。
※ブランドプロモーション対応できるコンサルタントが少ないので、対応できる人を探すのが一番時間が掛かるかもです 笑

「草野球チーム VS プロ野球日本代表選抜」 果たして草野球チームは勝てるのか・・?


これで草野球チームが勝つ!と言える人は果たして何%いるだろうか
ほとんどの人は草野球チームは勝てないと言うでしょう!

楽天内SEO対策に力を入れるということはこの状態から勝ち筋を見い出して勝ちをもぎ取っていくことです。

勝負は時の運なので必ず負けるとは言い切れませんが、
かなり分の悪い勝負であることは明白です。

楽天内SEO対策の目的としては検索結果で少しでも上位に表示させることで来店者を増加させ、売上を伸ばすことです。

しかしここで立ちふさがるのが多数のライバル店舗たち。
売れている店舗ほど検索対策にかけられる時間、人員、ノウハウなどを多く持っていたり、場合によっては専門の外注会社に依頼していたりしています。
こういった店舗と戦って勝たなければ結果は出てきません。
この話をすると
ニッチキーワードやライバルの少ないキーワードを見つけて勝負しましょう。と言う人もいますが

◇ニッチキーワード
 →ライバル店舗に見つけられたら終わり
(当然ですが売れている店舗はライバル店舗調査を定期 or 不定期でしています)
◇ライバルの少ないキーワード
 →検索ボリュームが少ない=売上ポテンシャルが低い
などなど・・
でもやらなければ何も始まらないしノウハウもたまらないと言う人もいますが
ここで重要なのは
こういった状況を分かった上で

戦って勝ちにいくのか
別の対策に力を入れていくのか
を判断してほしいということです。

しかし判断そのものが出来ない、考えられないという方は
当方で楽天店舗の無料分析相談会を行っていますので
少しでも気になる方は
Twitterアカウント:ネットショップ総合研究所
相談会申し込みフォーム→ 相談する

にご連絡ください。

【次回予告】


「楽天内SEO対策を頑張っても報われない理由」~後編
・人員不足はどの店舗も抱えている問題
・マンパワー VS 分析ツール
・じゃあどうやって勝つの?
です、お楽しみに!!
※投稿内容、タイトルは場合によって変更する場合があります。