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SYVPで学んだこと【2期生】Vol.2


「人生の道標」細田喬祐

社会人2年目として節目の時を過ごしています。
日々の業務、ノルマに追われ自分がやりたいこと、
社会に貢献できることを見失いそうになる日々ですが、
SNSを通じてSYVPで後輩達の活動を見て、
自分を見つめ直す機会をよく貰っています。

振り返るとSYVPの活動を通して、学んだことは
人との繋がり、想いの多様性の大切さです。
瓜生原先生を始め、先輩、同級生、後輩、SYVPの活動を
支援してくださった皆様が様々な想いを持って活動していました。
その想い(価値観)を共有しながら活動していくことは、
正にShare Your Value Projectでした。

大学という研究機関だけではなく、社会とも繋がれるような活動。
学びたいことや将来の夢が全く違うような仲間達と、
時に意見をぶつけ合いながら、より良くする為に考え抜いた日々。
酸いも甘いも噛み分けたこの期間は一生の宝です。
このかけがえのない経験は、
今後の人生を進む上で良い道標になってくれると信じています。
また、このような場を創って頂いた瓜生原先生や先輩達のように、
今度は自分自身が人の道標になれるような場所や人になれるように
今後も精進していきたいです。

最後にはなりますが、この活動に対して
多大なご援助、支援してくださった皆様に感謝を申し上げると共に、
いち早く社会に貢献できるような人間になり、恩返しできればと思います。


「コミュニケーションで想いをひとつに」吉村春希

「マーケティングの手法を用いて人々の意識や行動を変え、
意思表示をあたりまえにする。」私たちはこのミッションを掲げ、
人の様々な思いを調査・分析し、各段階で最も効果的な介入方法を考え、
実行し、その効果を測定・分析してきました。

SYVPではメンバー1人1人の役割がありましたが、
各々が黙々と各自のタスクをこなしているだけでは組織はまとまりません。
常にコミュニケーションを取り合い、共に考え、想いを共有することで
組織が1つになることを学びました。

また、私が広報を担当する中で
様々な立場の方々とお話しする機会も多々ありました。
SYVPのことを知らない人に
どのようにアプローチすれば関心を持っていただけるのか。
どうすれば沢山の人にSYVPのことを知っていただけるのか。
試行錯誤の毎日でしたが、コミュニケーションを取らずして
想いの輪は拡がりません。
人と人との繋がりにはコミュニケーションがある。
人生において大切なことを学びました。


「考えること 動きまわること」小川達郎

SYVPの活動を思い返して思うことは、
「すごく考えたなぁ」というのと、
それ以上に「すごく動いたなぁ」ということです。

2年生の頃から少しずつ教わった「論理的であること」は、
卒業するまでずっと求められました。
何をするにも、情報集め•組み立て•説明することが必要で、
それを繰り返すうちに、着実に考え方が身につき、考えることが
楽しくなりました。3年生になり、SYVPの活動が本格的になった頃には、
「考えること」にくわえて、「動きまわること」が大事になりました。
毎月やってくるイベントや発表の場にアウトプットを持っていくには、
「完璧であること」を追いかけるのは難しいです。
でもその中で少しでもいいものをつくろうと、
粗削りでも前に進み続けること(具体的なタスクに落とし込むとするときりがないですが、資料をつくる、外部の方にお願いをしにいく、メンバーとコミュニケーションをとる、また少し先の計画を見直す...といったこと)を毎日続けていました。
動いているうちに、ロジックに穴が見つかり、
またふりだしということも少なくなかったかと思います。
動き回ったからこそ、多くの方々に力を貸していただき、
決して完璧でなくてもSYVPの実績が積み上がり、
次の活動に繋がっていきました。

「考えること」「動きまわること」今後も大切にしていきたいと思います。


「目的・目標への意識付け」奥村慧

SYVPを通して学んだことを一つ挙げるとするなら、
目的・目標を意識付けすることの重要性です。

社会人としてもうすぐ3年目になろうかというタイミングですが、
学生時代と比べて時間が経つ早さに驚かされます。
社会人になると、自分で設定した・上から降りてきた目標やノルマが
常に存在するかと思います。
日々の業務に追われていると、具体的な行動指針のないまま
漠然と頑張る(いわゆるただ単に頑張っているだけ)ことが
私の場合あるのですが、もちろん効果的ではありません。
目標があって、それを達成するにはこれが必要だがら
いつまでにこれをする…。といった目標への意識、
マイルストーンの設定があると、行動も起こしやすいですし、
悠長に使える時間が少ないことに気づかされます。

上記のことは学生の時から考えていたわけではなく、
社会人のそれも最近になってようやく痛感してきたことです。

SYVPの活動では社会課題を解決するアプローチとして
様々なイベントを行いましたが、必ず最初に、
どんな目的でイベントを行うのか?そのために必要な要素は?
どうやって効果検証を行うのか?といった検討を
時間を割いて行っていました。
そのおかげで、メンバー1人1人が
何をすれば良いかという意識を持つことができたのだと思います。
今考えると、学生時代にこの流れを経験しておくことが、
いかに重要だったのか理解できます。

最後になりますが、
求心力溢れる仲間と共に約2年間活動できたことを誇りに思います。


「想いを伝え続ける大切さ」谷口愛

私はSYVPのメンバーとして活動させて頂く前から
社会貢献にとても興味がありました。しかし、社会貢献といっても
私なんかが少しでも社会に影響を与えられるのかと疑問に思っていました。

しかし、SYVPで活動させて頂く中では驚きの連続でした。
中でもやはり印象的なのはギネス世界記録のイベントです。
一見SYVPの活動とは全く関係のないように見えるイベントですが、
このイベントを通して「想いを伝えること」には
様々なタッチポイントがあるということを学びました。

入り口は何でもいい。
ギネスという言葉に魅力を感じて来てくれたとしても
自分達の想いを伝える場になる。
そしてまた色んな角度から想いを伝える場を作り出すことで
もっと多くの人に想いを伝えることが出来ます。

社会人2年目になった今、
私は会社の中で新規事業を担当する仕事をしています。
今までなかった新しいものを色んな人に知ってもらい
興味を持ってもらう為には何をすればよいのかを
SYVPで学んだ経験が今の私の自信となり道しるべになっています。

そして社会人経験を積んだ後には
大切な仲間と経験をくれたSYVPと同じように
マーケティングの手法を用いて社会に貢献出来る人になり
少しでも恩返しが出来るよう今後も頑張っていきたいです。


Vol.3へ続く


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