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体癖話まとめ(64)

体癖について、私ソシャフィアがTwitterでたまに過去の整体の施術簿を見ながら「あのお客様、雑談の中であんなことを言ってたな」と割と真面目にツイートしている【体癖話】をまとめたシリーズ、第64弾!

今回もツイートにコメントをつけてお送りいたします。

人の悩みには、体癖が出ますね。
「これこれこういうことで悩んでいる」というのには、それを「悩み」としている体癖が潜んでいます。
心理カウンセリングで最初に書いていただくカウンセリングシート(質問票)にもよく表れていて、相談者の体の動かし方や姿勢を見てみると、体癖とお悩みが合致していることが多いです。

最近では「人とうまくコミュニケーションがとれない」というお悩みが多く、二種や九種の人がよく来られます。
四種なら「恋愛で問題を抱えている」という人も多いですし、六種は「これからどうしていけばいいのか?」という生き方に関してのお悩みが多いですね。

もちろん、七種が恋愛や夫婦に関してのお悩みを抱えていることはありますし、三種や五種が生き方について悩んでいることもあります。
「この悩みだからこの体癖」ということではなく、「この体癖だからこの悩みを抱えやすい」という全体的な傾向はあるように思われますね。

そして多くは、複合体癖によって悩みを抱えます。
矛盾した種が一人の人間の中に存在して、アクセルを踏んだかと思えばブレーキを踏んで、思うように前に進めないのですね。

純正七種なら、好きな人ができたらすぐにデートに誘うなり告白するなりのに、二種が混じっていたりすると躊躇の度合いが高くなってしまう。
純正五種なら、仕事をモリモリやっていけばいいだけなのに、そこに四種が混じっていると「人に嫌われないかな?」という考えが出てくる。

一つの体癖であれば「こうすればいい」ということが、他の種が混じることでスムーズにはできなくなってしまうのですね。
ですが、それを解きほぐしていくことで、ちゃんと前に進むこともできるのです。

体癖コーチングは、そういった”人の矛盾”にフォーカスした、他にはないセッションです。
私はNLPやTAなどの心理学を教えていますが、そういった心理カウンセリングともコーチングとも全く違った方法で進めていきます。

なかなか一歩踏み出せない、
人間関係で悩みを抱えている、
コミュニケーションがとりづらいなど、パーソナルな問題がある、
などなど、心のお悩みであれば何でも対応することができます。
(心の病気を治す場ではありませんが)

体癖診断をした後がオススメです!
ぜひ(^^)/

というわけで、コメント付き【体癖話】をお楽しみください!

七種と八種は”相剋”の関係ですね。
相剋(そうこく)というのは、お互いが反目し合い、戦いになりやすい関係、ということ。

特に仕事のような同じ目標に向かっていくシーンでは、そういった面が強く出ます。
同じ戦闘民族のはずなのですが、戦いの方向性が違っているのですね。

七種は勝っているときはとことん強く、勝てる相手に戦いを挑みます。
八種は勝てない戦いも戦おうとしてしまい、負けてから負け惜しみを言います。

鬱散体癖と集注体癖という違いもあり、戦いの理由も異なります。
七種は「気に入らないから」と人の目を気にせず戦い、八種は人の注目を集めるために戦ったりします。

学生時代にUくんという同級生がいました。
同じ音楽サークルに所属していたのですが、とにかく気が合わなかった。
エラが張って顔が四角く、筋肉質で胴回りが太く、よく腕組みをしていて、七種っぽかった。

Uくんはガンズ・アンド・ローゼスやヴァン・ヘイレンのようなアメリカンハードロックが好きで、私はアイアン・メイデンやハロウィンのようなヨーロッパ系のヘヴィメタルが好きでした(今でも大好きです!)。

で、Uくんは事あるごとに、私の音楽の趣味に口を出してくるのです。
要は「メタルってダサいよ」と。
まぁ確かに、時代的にニルバーナのようなグランジ系ロックが流行っていたし、ヘヴィメタルは落ち目で完全に「時代遅れの音楽」として揶揄されていたのですが、そう言われると余計に「ダサくない!」とムキになるのが八種。

Uくんは大学生特有の「”通”として見られたい欲求」が発動したのか、エリック・クラプトンのようなブルースロックを聞くようになりました。
「ブルースを聞いているオレ、”通”だろ~、かっこいいだろ~」と言わんばかりに。

彼の中では、
ブルースロック>>>アメリカンハードロック>>>グランジ>>>>>>>>>>【越えられない壁】>>>>>>>>>ヘヴィメタル
という構図があったのでしょう。

そうやって音楽に力関係的な序列をつけるUくんが非常にかっこ悪く見えて(そういうところも七種っぽいですね)、そう思いながらも、私は私で八種の対抗意識を発動してしまってさらにムキになり「メタルが一番かっこいい音楽」という揺るぎない信念を持つようになってしまったのでした(笑)。

まぁ、お互い若かったんですよね。
今ならもっと柔軟に分かり合える部分もあるのでしょう。
が、数年前にちょっとした同窓会があったときに、共通の友人から「Uくんがお前に会いたいって言ってるよ」と言われたときに「私は会いたくない。あいつがいるなら行かない」と突っぱねて本当に行かなかったのですが(笑)。
私はまだ若いのです(笑)。
町中華が好きです。
最近も近所に町中華らしい町中華を見つけて食べたら、「あぁ、やっぱり町中華が大好きだな」と改めて感嘆しました。

”町中華の店主はだいたい十種説”というのを唱えようと思い、色々な町中華を巡る旅に出たいな、と考えています。
学生時代にお世話になった町中華のお母さんも十種っぽい人で、安心感を与える人でした。
その息子さんらしき人も十種っぽくて、原付に乗って出前に行っていたのですが、その原付がかわいそうになるくらい太っていました(笑)。

なんというか、町中華って純粋な想いを感じるのですね。
真面目に美味しく、健康に良いものを作ってくれる、というか。
ホッとするんですよね。
ラーメンも餃子も麻婆豆腐も、味が過剰でないというか。
そういうところも十種っぽいなと感じます。

常連のおじさんがくると「お、○○ちゃん、仕事帰り?」みたいなフランクな会話をいきなり始めるのも十種っぽいし、ヒマなときは初対面のお客に「お兄ちゃん、これ食べる?」と頼んでもいない春巻きを振る舞ってくれるのも十種っぽい。

最近では大手の中華チェーンを街でよく見かけますが、私は断然、町中華。
十種のやさしさとおおらかさと野蛮さが混在する空間で、優しい味のタンメンを食べれば、日々の疲れが吹っ飛ぶのです。
二種も十種もすぐに心配になる人が多いですね。
二種は「自分が変に思われたらどうしよう?」という心配。
十種は「大切な人に何か悪いことがあったらどうしよう?」という心配。

毎日が心配ばっかりなのは大変ですが、心配も人が生きていくために大切な感情ですよね。
危機管理のための感情ですからね。
そうやって誰かが心配してくれたことで、現在の私たちが死ぬことなく生きている部分は絶対にある。

「心配事の92%は起こらない」とTwitterなどでよく見かけますが、二種や十種向けの発言だな、と思うのです。
よく心配する体癖もあれば、あまり心配しない体癖もありますね。

普段あまり心配しない三種や九種が心配するときは、だいたいが直感で心配するわけです。
そういう心配は、割と当たります。
8%の確率ではないですね。

まぁTwitterなどのSNSというのは、基本的に奇数体癖の論理の方がウケがいいですから、偶数体癖が濃い人は「うーん、そうなのかな」と思うことも多いですね。

八種なんて、いいねが多ければ多いほど「いや、それはそうじゃなくて…」とツッコミを入れたくなりますしね(笑)。
でも実際、心理学を教えている身からすると、データ的に正しくないツイートも多いのですよ。
なんて言ったら、一種っぽいですかね(笑)。
九種は人のスピードに合わせない人も多いですね。
歩くのがめっちゃ早い。

私の友人で、歩くのも早いですが、食べるのもものすごく早い人がいます。
高速咀嚼です。
あっという間に食べ終えます。
一緒に飲みに行くと、私がしゃべりに夢中になっているうちに、つまみが全部なくなっています。
そればかりでなく、ギターの速弾きも得意。
早すぎて、指が芋虫がゆっくり這っているように見えます。

とにかく何でも早いのです。
早いというか、速い。
その友人は男性で、女性陣から「あいつは速すぎてキモい」と影で言われるくらいには、速いのです。

自動車免許を取りにいったときに、何でも速くする癖が発動したのか、教官に「君は人生を急ぎ過ぎている」と言われたそうです(笑)。
急ぎ過ぎて事故を起こしたら、それこそ生き急いでいたことになりますね(笑)。

そんな何でも速い友人ですが、唯一遅いものがあります。
それは…
女性に手を出すのが遅すぎること(笑)。

九種の純愛ゆえか、気があってもシャイになりすぎてしまうのですね。
デートを3回もしたら付き合うかどうかを決めてもいいものだと思うのですが…
それを決めるうちに10回も20回もデートをして、そのうちに性の対象として見られなくなって、友達になってしまうのです。
あちらが焦れてアプローチしてきたとしても、その頃には自分はすっかりと冷めていてその気にはなれないのだそうです。

彼に五種っ気や三種っ気があれば…
五種は「あの人は今?」状態になりやすい体癖ですね。
目標があって、それに向かっているうちは鬼の行動量を発揮しますが、その目標が達成されると、次の目標がない限りは、だいたいはダラけます。

ネットの世界ではそれが顕著で、広告を出しまくって一世を風靡したマーケッターやコンサルタントも、いつの間にか居なくなっています。
はたらかなくても十分なお金を得た人もいるでしょうし、投資で生活をしている人もいますが、割と会社に戻って勤め人をやっている人も多くいると聞きます。

五種の男性は女性にもそんな感じで、ゲットするまでは高額なプレゼントで気を惹こうとしますが、手に入ると目に見えてプレゼントの質が落ちます。
それならまだいい方で、プレゼントを一切しなくなる人もいるようですね。

達成感を得るために行動することの裏には、そんな影があるわけです。
低潮すると、その達成感と実績に基づいてさりげなく威張り散らすような人もいるのが、五種の厄介なところだったりもします。

これが九種だと、偉業を達成しようが有名になろうが、ずっと同じことを同じようにやっている人が多いですね。
地位も名誉も関係ない。
むしろそれらが邪魔になって、やりたいようにできなくなる。

そういう面において、五種と九種というのは真逆と言ってもいいかもしれませんね。
自分が販売する商品を販売するにも、五種は中身以上の宣伝をして中身以上に高額するのに対し、九種はロクに宣伝せず「え?それ、その値段でいいの?」と思わせるような価格設定をします。
五種は莫大な宣伝費込みの値段で価格設定をしないと儲からないでしょうし、九種は「自分が満足していないから」と低すぎる値段で設定してしまいがちです。

儲からなければ続けていくことさえ難しかったりもしますので、九種にとっては実に難しい問題ですよね。
五種なら続けるためでなく、儲けるために仕事をするのでしょうけどね。

あ、「『タイヘキストマガジン』も九種的だよね~」と言っていただければ、すごく嬉しいです(笑)。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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